イリアスをどの訳で読むか
ギリシア文明の文学や美術を軸とした古典主義は、1900年前後まではまさにヨーロッパの価値観そのものであり、同時にアカデミズムの特徴のひとつでもあって、それを克服するのが20世紀の美術だったようにも見える。しかしそれくらいの影響を与えるくらいだから、古典にはやはり圧倒的な魅力があったとも言えましょう。特にルネサンス期、バロック期など、古典への熱い情熱みたいなものに溢れており、それを抜きに技術だけ見ては一面的な物の見方となってしまうと思われるのですが。昨今の石膏デッサン論争の件もあることですし、ちょっと古典古代の魅力を再検討してみたいところです。さて、古典古代の魅力を共有するにはなんといってもイリアスを読む、に尽きるのではなかろうか。古代ギリシア人なら誰もが読み、生き方の規範としたという叙事詩であり、その後もギリシア神話系の文学では最も重要な作品であり続け、19世紀にも幾多の考古学者を駆り立てた物語である。中世からルネサンス当初にかけては、ラテン語の叙事詩であるアエネイスがやはり重要度が高かったのか、ダンテの神曲の案内役はヴェルギリウスであるけれども、それ以外はやはり一貫してイリアスが最重要であったろう。ホメロス作「イリアス」は、ミケーネ文明崩壊後のいわゆるギリシアの暗黒時代が空ける頃、紀元前8世紀に成立したとされる作品で、古代ギリシア文学の中でも最古期のものである。当時は吟遊詩人が活躍し、様々の叙事詩を謳って歩いていたと思われるが、一個の作品としてまとまって出現した世に残った最初の作品であるけれども、1万6千行に及ぶ長大な叙事詩で、古代ギリシアを通しても最大の文学作品である。ようやくポリスが出現し、総大理石のギリシア神殿もまだなく、幾何学紋様のギリシア陶器を作っていた時代、ホメロス自身が実在の人物なのかもわからないが、ちょっと特異な特徴があり、完成度もすこぶる高いことから、大枠は一人の詩人が作ったという説に賛成である。トロイア戦争を描いた作品だけれども、ちょっと変わった特徴がある。まず、トロイア戦争全体ではなくて、10年間の戦いの中の50日間だけを描いている。ふつうこれほど長大な作品ならトロイア戦争の発端となったパリスの審判から始まり、クライマックスはトロイの木馬によるトロイア陥落になりそうなところである、というのが現代からみたら一般的な感覚かと思う。別の詩人によりそれらの部分の叙事詩も作られているが、イリアスよりも成立は後で、作品の質も劣っていたとされ、現存していない。トロイア陥落語の物語オデュッセイアもイリアスに劣らず長大な叙事詩であり、こちらもホメロス作とされるが、年代はイリアスより半世紀後くらいになるということなので、同一人物によるのか微妙である。オデュッセイアの方は、起伏に富んだ冒険談であり、一つ目の巨人など神話的な怪物も登場するなど、我々が神話というものに抱くイメージに近い。現代人にとってはオデュッセイアの方が面白いと思う意見が多いであろう。それと比べると、イリアスの方はやはり特異な作品のような気がする。10年も続いた戦争の末期であり、終始殺伐とした雰囲気の戦闘シーンが続き、それも解剖学的な丁寧さで殺戮を描くのが特徴である。例えば、槍が延髄に刺さって舌を貫いて前歯に当たって止まった、等々の生々しい描写が続き、そしてその者の出身地、生い立ち、両親などが言及され、大切に育てられたが親孝行する前に死にました、などという文言で締められる。それらの名前や地名は実在のものだったかもしれないけれども、ほとんどは特定されていない。そのような描写が延々と続き、夜になれば、死者を火葬し、牛を解体して焼いて神々に捧げ、肉とワインを飲んで眠る。日々それを繰り返しているのだけれども、実際に物語を精査すると50日間で行なわれた戦闘の数はそれほど多くない。でもひたすら戦っているだけに感じられるのである。トロイ戦争は、ギリシア勢とトロイア勢の戦争であるが、オリュンポスの神々は(ゼウス主神の目を盗みながら)各々肩入れする陣営に味方する。基本的に姿は現さず他の人間の形になって介入する。不思議な怪獣なども過去の回想を除いて出てこない。トロイの木馬のような現実味のなさそうなエピソードもない。神々の物語でもあるのに、圧倒的な現実感がある。話の筋としては冒頭まず、ギリシア側の英雄アキレウスが総大将アガメムノンとの確執により戦線を離れ、以降、ギリシア側が劣勢に立たされるところからはじまる。血なまぐさい戦闘が延々続いたのち、親友パトロクロスの死をきっかけにアキレウスが戦線に復帰するが、同時にゼウス主神はオリュンポスの神々に対し、今後は自由に介入してよろしいと許可を与え、人間と神々が入り乱れての大戦闘が開始されるのがまさにクライマックスシーンであろう。アキレウスはトロイア側の英雄ヘクトルを倒すが、親友を失った悲しみは癒えず、戦車にヘクトルの遺体を括り付けて延々と引き釣り回して日々が過ぎる。ある夜、父親のトロイア王プリアモスが単身アキレウスの元にゆき、息子の遺体を返してくれと願い、アキレウスは遺体を引渡し、葬儀の間、休戦の約束をする。トロイア勢がヘクトルの葬儀を盛大に挙げたところで物語が終わる。常に人が死んでき、自分も明日は死ぬ身であることをひたすら感じ続ける。これほど悲壮感の漂う作品はないはずだけれども、実は何故かちょっと心地良いところもある。不安や悩みを抱えるとき、この叙事詩が慰めになり、この中に身を置きたくなることがきっとあろうかと思われる。そしてそこにオリュンポスの神々が介入し続けるのであるから、長大な詩を読み終える頃にはきっとギリシア神話の神々が他人事ではなくなっていることであろう。人々がこの作品を読み続ける限り、オリュンポスの神々も人々の中に生き続け、美術作品にもなるのも当然であろう。これは要約したダイジェスト版、ギリシア神話の解説書、トロイ戦争の映画等では絶対に体験できない。50日間を1万6千行で共有してこそである。さて、イリアスは叙事詩であるから、韻文であり、そして当時としても古い言い回しが使われていたという。日本語訳はいろいろあり、私などが批評できるものではないのだけれども、韻文風の訳だと、やはり日本語には違和感があるような気はする。もちろん韻文訳も素晴らしいが、しかし初めて読むにはハードルが高い。あまり話題になっていないけれども、個人的には小野塚友吉訳『完訳イリアス』がお薦めな気がする。まさかのですます調散文訳であり、読みやすさでは一番である。散文訳というだけはなく、この叙事詩は倒置法的な言い回しが多くて、その辺が日本語に馴染まないところがあるのだけれども、それを読みやすいように配置換えしているようである。なお、読みやすいけれども殺伐とした雰囲気には一切妥協がない。読みやすいのがいいか、叙事詩風の雰囲気を堪能するのがいいのか、ちょっと意見はわかれそうだけれども、まるで人気講師が講演をしているようなふうに自然に聞こえるので、ある意味、現代日本の語り部として考えればこれもありかと。

| 書籍・雑誌・漫画・アニメ | 10:14 AM | comments (0) | trackback (0) |
J.J.ポリット(著)『ギリシャ美術史 芸術と経験』読了
Windows7のサポート終了が迫っているので、メインPC用のデスクトップと、出先で使うためのノートPCを購入したのだけれども、セットアップが面倒でまだ電源すら入れていない。それよりも古代ギリシアについて読むのに忙しい。本日はJ.J.ポリット(著)『ギリシャ美術史 芸術と経験』を読みました。これはずいぶん前に購入したんですが、買った時は難しくてすぐ投げ出してしまったんですな。ギリシア美術は古代ギリシャの歴史を切り離すことができないのだけれども、ちょっとその辺の知識が大事になってくる本とは言えるでしょう。一応本書内で歴史上の出来事はしっかり語ってくれているが、予め知ってないとわかんないだろうな、という書き方なので、それはまぁ、歴史入門書ではないから仕方ないとして、しかしこのところ一気に何冊も古代ギリシア史の本を読みあさっていたせいもあってか、ふと改めて本書を紐解いてみたのだけれども、そしたら何の苦も無くふつうに読めて、しかもすごく面白かった。教養は大事ですな。さて、古代ギリシア・ローマのことを古典古代とか、古典文明とか、その頃の芸術をクラシックと言ったりしますが、さらに研究が進むと、古代ギリシアもアルカイック期、クラシック期、ヘレニズム期などというふうに分けて考えるようになったわけですけれども、本書はその狭義の「クラシック」というものについて深く切り込んでゆくという内容です。私はなんというか、昔からどちらかというとミケーネ文明やアルカイック期好きではありますが、しかしそもそもクラシック期について深く理解していたわけではなかった、もっと読まねばと思いました。クラシック期はあまりにも当たり前に思っていたので、当たり前すぎてちょっと通り過ぎてしまっていた感があったかもしれない。文学もホメロスとかがいいと思って、古典期の悲劇作品とか実はあんまり読んでなかったということもあって、アイスキュロス、ソポクレス、エウリピデス、プラトンなどを収録する文学全集を手当たり次第に(中古で)買いあさっているところです。文学全集系は除籍本みたいなものが大量に出回っているので安く買えますが、ギリシア美術についての本はやはりそれなりにお金がかかる。今日も8千円分ほど注文してしまった。2年近く月1万円積立てている投資信託があるのだが、ずっと原価割れだったけれどもちょっと損がないくらいに回復してきたので、換金してギリシア知識に投資するべきであろうか。いや買わんでも、過去に買った物が積まれているのでそっち読めばいいのだが。

| 書籍・雑誌・漫画・アニメ | 11:41 PM | comments (0) | trackback (0) |
『B.C.1177 古代グローバル文明の崩壊』他
エリック・H.クライン(著)『B.C.1177 古代グローバル文明の崩壊』読了
ミケーネ文明が何らかの理由で崩壊し、400年の暗黒時代を経て、そこから皆が知っているアテネやスパルタ等のポリスが登場する古代ギリシアが出現するわけれだけれども、本書はミケーネ文明の崩壊の原因に迫る、というものである。崩壊原因についての論は、あまりにも風呂敷を広げ過ぎた為か、ちょっと肩すかし的な読後感となってしまったけれど、しかし本書の魅力はそこではなくて、崩壊前の古代文明ネットワークの描写であろうと思う。今までは古代ギリシア史という視点でしかこの暗黒時代を見ていなかったのだけれども、ミケーネ文明だけではなくて、小アジアからシリア、エジプトはてはメソポタミアまで広範な文明崩壊や衰退が起こっていたということと、そして崩壊の直前までは、それらの文明が公益などを通して非常に活発な文明間のネットワークがあった、というのが熱烈に語られていて、そこがもうなんというか視野が広がった気がして勉強になりました。

手嶋兼輔(著)『ギリシア文明とはなにか』読了
こちらも上記と同じく、メソポタミア地方からエジプトなど含めた広い視点から、古代ギリシアを俯瞰できるというような本といえるでしょう。古代ギリシアについて語るとき、その後のヨーロッパ世界、引いては世界の文化の規範ともなる古典としての尊敬の念から、数ある古代文明の中でも頭一つ抜けた存在と無条件に考えて、読んだり語ったりなどしてしまいがちなわけですが、ちょっとその頭の硬さをほぐしてくれるというのか、なんというか、ある程度古代ギリシア関連の本を読んだら途中で一度読んでおくべきなかろうかと思われる一冊です。

太田静六(著)『世界帝国ローマの遺構』読了
半分以上が写真であり、本文の量はそれほどでもないが、しかし非常にわかりやすい。頭の中にスルッと入ってくる。文章量から言ってもそれほど詳細な解説ではないのだけれども、要所をうまくついてくるというか、肝心なところがスルッと自然に頭に入ってくるという、素晴らしい文章である。ただ、前半の素晴らしいまとまりに比べると、後半が少々寄せ集め的になってしまっているような気はしないでもない。

| 書籍・雑誌・漫画・アニメ | 11:01 PM | comments (0) | trackback (0) |
最近読んだ本、クリスチーン・ポールソン(著)『ウィリアム・モリス アーツ・アンド・クラフツ運動創始者の全記録』他
最近いろいろ自分ぜんぜん駄目だなぁと反省しながら生きている感じで、あまりに反省し過ぎてもういいやってなってきたところなのですが、古代史について読むと一時何もかも忘れるのでやっぱいいですな。古代史、あまりにも時間が隔たっているというのがいいのかも。

中央公論社 世界の歴史4 オリエント世界の発展
目下、古代ギリシア史に浸って生きているのですが、西アジアの歴史も分らないと理解できない部分も多いので、そちらもちょくちょく読んでいるので、その一冊なのですが、本書はなんというか一部ちょっと固有名詞の羅列みたいになっているところがあって、説明不足というか、これだけでは意味がわからないというところがあって、少々不満でした。この時代に詳しい人が読んだらわかるのでしょうけれども、知っている人が読むタイプの本でもないような。

河出書房新社 世界の歴史2 オリエント
上記に比べるとこちらの方がわかりやすかったとうか、歴史の流れを説明している感があります。読んでいると、ヘロドトスを読みたくなってきたら、旧約聖書を読みたくなってきたりするので、古代史の魅力に溢れて文章なのだろうと思います。いや、これはけっこう読んでて楽しかったです。こちらを読んでから中央公論の方を読むといいんじゃないでしょうかね。

さて、その他にもやはり美術についても読まねば、ということで以下を。

クリスチーン・ポールソン(著)『ウィリアム・モリス アーツ・アンド・クラフツ運動創始者の全記録』美術出版社(1992/10)
モリスについての本は数多読んだけれども、この本が一番よくまとまっているのではないでしょうか。モリスの仕事内容も順を追ってわかりやすくまとめているし、人生とか人間関係とかも含めて最後の方はちょっと感動してしまったくらいであります。そして大判の本なので、図版が大きくて迫力があるということもあって、これはとてもお薦めの一冊と言えましょう。BBSアートガイドというシリーズになっていて、すでに品切れであるためあまり目立たない存在となっているかもしれませんが、モリスについて何か買ってみたいなら、これがよろしいかと。品切れだけれども、古書は多く出回ってます。

スティーヴン・アダムス(著)『アーツアンドクラフツ ウィリアム・モリス以後の工芸美術』美術出版社(1989/11)
続いてこちらも読んでみました。アーツアンドクラフツ運動と言えば、モリスという印象ですが、モリス、あるいはラスキンに影響されて工芸ギルド風の会社が続々と設立されたのですが、そのようなさまざまの活動についての本ですが、モリスを読んだなら是非こちらも合せて読まねばならぬでしょう。

多摩美術大学ポスター共同研究会(編集)『構成的ポスターの研究 バウハウスからスイス派の巨匠へ』中央公論美術出版(2001/11)
図書館で見つけて気に入ってしまって7千円も出して買ってしまったけれども、自分の経済状況の中で買ってよかったのかどうかと思ったりもするけれども、まぁ、これはなかなか充実した本でありますな。グラフィックデザインだけでなくて、現代美術、特に抽象絵画の教科書としても、数多ある美術系の本よりずっとこちらの方がいいんじゃないだろうとも思いました。私はファインアート出身ですが、デザイン系がこのように理論的に歴史を学んでいるのだとしたら、けっこう羨ましいかもしれません。実際どうだかはわかりませんが。いずれにしても値段の価値はある力作であると思いますが、現在品切れで中古しかありません。

| 書籍・雑誌・漫画・アニメ | 02:20 AM | comments (0) | trackback (0) |
バルバラ・グラツィオージ著『オリュンポスの神々の歴史』読了
最近、自分の中で古代ギリシャがブームであり、いろいろ買っては読んでいたりするのですが、以前はどちらかというと、ローマ文化の方に共感していたところがあり、古代ローマと比べるとちょっと軽く見ていたようなところもあったのだけれども、令和にもなってようやくギリシャに開眼した自分の未熟さよ。ミケーネ時代も面白いし、その後の暗黒時代、アルカイック期、クラシック期、その後の迷走とアレキサンダー大王からその死後もみんなそれぞれ、どこについて読んでも面白いので、お金がいくらあっても足りない感じであるけど、この夏はもっとしっかり古典を読んでおこうとも思っており、古典古代の古典も買わねばと思っているので、貧乏になってしまいそうです。世界美術大全集や人類の美術のギリシャ関連も買っておきたいところなのですが、いっそのこと全巻揃いで買った方が早いような気もして、調べてみましたが中古でも送料を考えると6~7万くらいはかかりそうです。まぁ、安いものを1冊ずつ買いながら読むのがきっと一番なんだと思いますね、全部買うとそれで安心して全く手を付けないということも考えられるし。そして、実は色彩学に関する本も古典に目を通しておきたくて注文しているのですが、まぁ、この夏の勉強に、ということで、5万円と決めて買っていこうと思っております。

そして、とりあえず最近読んだもので面白かったのは、バルバラ・グラツィオージ著『オリュンポスの神々の歴史』、ミケーネ時代から暗黒時代を経てアルカイック期に神殿が建ち始め、人間的な人格を持った神々が現れ、古典期に入り、そして哲学者の批判にさらされつつもヘレニズムで伝搬し、という感じでギリシャ神話の神々がどう解釈されていたかを論じているわけだけれども、だいたいルネサンス期までを扱っており、特にルネサンス期に絵画に表現される件はちょっと新鮮なものがあったというか、ものの見方が深くなったというか、たいへん勉強になりました。とうか勉強不足であったと反省したというか。しかし、バロック以降に関しては駆け足で触れるだけで、事実上ルネサンス止まりだったのが最後ちょっと物足りなかった。特に最近私の関心のルーベンスはギリシャ神話の寓意だらけなので、もっとバロックについて読みたかった。が、ともかくギリシャ神話題材の絵を鑑賞するというか解説する際は、神々の細かいことより、このような大局的な流れについて読んでおかねばならぬというか、その説明から始まらねば話にならるのでは、というふうに思うくらいお勧め本です。

伊藤貞夫(著)『古代ギリシアの歴史 ポリスの興隆と衰退』、古代ギリシャ通史の本を読みたい。1冊じゃなくなくて、いろいろと読んで、繰り返しみたいな感じで学習したいと思いつつ、買って読んでいるんですが、こちらはいい感じでした。心なしか、ミケーネ時代あたりの方にむしろ気合を感じて、古典期意向が駆け足な印象が無きにしも非ずといった印象を感じましたが、でもじつはミケーネ時代から暗黒時代、そしてアルカイック期あたりに非常に重要な転換があったような的なところを感じなくもないので、私はこの本は読んでてとても面白かったのです。しかしこれで満足せず、古代ギリシャの歴史の本なら、いくらでも見つけられそうなので、まだまだ読んでみたいところです。

周藤芳幸(箸)『図説 ギリシア エーゲ海文明の歴史を訪ねて (ふくろうの本)』、文字中心の本をいくつか読んで、そしてできれば写真がいっぱい載ったやつをそろそろ読んでみたいという気がして、ふくろうの本の図説シリーズから1冊を選んでみました。基本的には文字で書かれた本が好きで、なんというか集中して読める感じがよくて、図とか豊富にあって、さらにレイアウトが複雑になっているといったんそこにも目を移さなくてはならない的なところが苦手なのですが、文字本を読んでから、図説シリーズを読む、というのはとてもいいことかな、というふうに思います。既に多少の知識は得ているので、比較的短い文章でも理解が進みますし。というわけで、こちらもたいへん楽しく読みました。

そして先ほども書きましたが、プラトンとかプルタルコスとか古典も読まねばと思って、ちょくちょく買ってはいるのですが、読みやすい翻訳で読みたいとかいろいろ考えて、そして迷いつつ注文しているのですが、しかし注文するというだけでも、けっこうたいへんな作業ですな、古典って言ってもかなり多いし。

| 書籍・雑誌・漫画・アニメ | 12:49 AM | comments (0) | trackback (0) |

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