読了:菊池良生(著)『ドイツ三〇〇諸侯 一千年の興亡』
菊池良生(著)『ドイツ三〇〇諸侯 一千年の興亡』

ハプスブルク家についての本はいくつも読みました、というか、ふつうはハプスブルク家を追うような感じで、歴史を追いがちですが、こちらはドイツ諸侯について書かれており、たいへん勉強になりました。情報量が多く、しかも、ヨーロッパの人名は非常に少ないバリエーションを使いまわすの、同じ名前がどっさり出てきて、全体像を把握するのも大変ですが。中世からバロック美術についていろいろ読んでおりますが、ドイツの歴史って大事ですな。中世神学から近代哲学もさることながら、特にバロック芸術においては宗教改革というのが、ポイントになるので、大事なところなんですが、カトリック側はカトリックなのだけれども、プロテスタントは、ルター派やカルヴァン派などいろいろあってややこしく、そして、ドイツ諸侯は頻繁に鞍替えしたりして、そして領主が変わる度に国のカラーも変わる。そして、バロックに限らず、芸術家がどこの領主に遣えていたのか、というのは非常に重要なポイントで、単にドイツ人というふうに覚えていてもあまり意味はなくて、ドイツの中でも、どの国の何という領主に遣えていてとか、その辺まで覚えていないといけない。何しろドイツという国が出来上がったのが、歴史的には最近のことであるから。

なお、ルターの宗教改革に先立って、ボヘミアやフス戦争などの単語がやたら出てきますが、それについては、『乙女戦争』という漫画がお薦めです。

| 書籍・雑誌・漫画・アニメ | 02:27 AM | comments (0) | trackback (0) |










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