インマゼール指揮/シューベルト:交響曲集
本年度は通勤に片道1時間かかるので溜まっていたBoxCDセットなどを順次聴いていた、という話を前に書きましたが、ここ2、3ヶ月何かと落ち着きがなくてあんまり聴いておらなんでした、なんとなくいつも聴いているものを聴いていなければならないような時もあるものです。が、それはともかく、最近また車載CDにディスクを入れる余裕も出てきたので聴いておりますが、聴き終えたのは以下の二つ

クラウス・テンシュテット指揮/マーラー交響曲全集(スタジオ&ライブ)CD16枚組Boxセット
マーラーはそんなに好きな作曲家でもなくて、ふだんじっくり聴くということもあまりないのですが、最近気に入っているテンシュテットのマーラーは非常に評判がよろしいので、こちらの全集で聴いておかねば的なところもあったので買いましたが、力強くメリハリのある部分ではパンチが効いており、しみじみと歌い上げる部分は適度に味わい深くという感じで、全体を通してとてもよかったです。16枚というのはやはりけっこう数が多いのですが、どこをとってもなかなかいい感じでした。あまり長い期間をかけて聴いていたので、振り返ってみてコメントするのが難しくなってしまったところがありますが、第8番はかなりの迫力でした。第6番もよかったです。

インマゼール指揮/シューベルト:交響曲集
シューベルトの交響曲の中では「未完成」がダントツの知名度を誇っているといえるでしょう。数あるクラシックの楽曲の中でもベートーヴェンの運命と並んで定番の楽曲となっており、特にクラシックを聴き始める頃に必ず耳にするような曲となっています。それから、ある程度クラシック音楽を聴いていると出会うのがザ・グレイトであり、これは劇的なところがあまりないので初めて聴いたときは退屈するかもしれませんが、慣れてくるとなかなか活力のある曲であり、名曲と言えるでしょう。それに比べると、シューベルトの他の交響曲は一般的な知名度はだいぶ落ちるんじゃないでしょうか。しかし、5番は割とコンサートでの演奏機会もあるし、個人的には第4番「悲劇的」などはかなり好きな曲です。そいれ意外のものについてはあまり詳しくないので、全集を買ってじっくり聴いてみたいと思っていたところでした。
そして全曲通じて聴いてみたわけですが、全曲通して聴いてみると「未完成」が突出して異様な個性を発揮しているという事実でした。6番までの曲を聴いて、なかなかいいなぁと思いつつ、しかし、未完成に来ると、それが全部消し飛ぶ、というぐらいに不思議な曲です。あまりにも定番の曲なので、私としては正直聞き飽きてしまった感もあるほど当たり前のような曲に思ってましたが、こうやって通して聴いてみると、この曲はどこを取っても強烈なインパクトがあって普通じゃない、さすが名曲というのはこのような個性があるからなのだろうなと改めて思った次第です。もっとも、この録音自体は、ちょっと強弱の付け方が激しすぎて、車載オーディオで聴くのには難儀しましたが。
なお、6番以前は、古典派風の曲調というか、ふつうシューベルトはロマン派に分類されますが、6番以前はちょっとないくらい古典派風です。なので、ピリオド奏法によるインマゼールのこのCDはこのような曲に適していると思われます。このCDで聴くとどの曲も素晴らしい曲に聞こえるので、お薦めと言えるでしょう。未完成は曲には感動しましたが、このCDがいいかどうかはちょっと判断つきかねる。ザ・グレートの方は、曲の傾向的には現代楽器でベームみたいに演奏する方が魅力的な感じするので、やはりこのCDがいいかどうかもちょっとわからんかな、という感想ですが、とりあえず6番以前のCDを買うとしたらお薦めと言えるでしょう。

| 音楽 | 01:31 AM | comments (0) | trackback (0) |










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