『ワンダフル・ライフ バージェス頁岩と生物進化の物語』
スティーヴン・ジェイ グールド (著)『ワンダフル・ライフ バージェス頁岩と生物進化の物語』を読む。

カンブリア紀中期の軟体動物が奇跡的に化石となっているバージェス頁岩の研究の物語と、カンブリア紀の奇妙な生物について語りつつ、生命の進化について云々している本。文庫本だけど600ページ近いボリュームがある。こんな本を読んでる場合かよ、美術の本を読めよと思いつつも、読まずにいられなかった。非常に面白いが、ちょっと難点もあり。「訳者あとがき」によると、サイモン・コンウェイ・モリスは本書を「冗長」だと評したそうだけど、確かに文章が回りくどい。飾りの多い面倒な言い回しと、同じ主張を何度も何度も繰り返すリフレインが多く、さらには本書のテーマとは何のかかわりもないような話もあちこちに出てきて(それがまたツマラン)、かなりの部分をすっ飛ばして読んだ。また、内容自体はなるほどと思って読んだわけだけど、あまりにも大げさな語り口なので、半分まで読み進めたころにはかなり胡散臭い本だと思うようになっていた。『ワンダフル・ライフ』を「冗長」と批判したコンウェイ・モリスの著作(講談社新書)の方はコンパクトで冷静な文章だそうなので、思わず注文ボタンを押してしまったが、このような分野の本を何冊も読んでどうするのだ?と後悔しつつ、さらに『生命 最初の30億年―地球に刻まれた進化の足跡』も注文してしまった(こちらはバージェスよりさらに古い生命の話がメインらしいが)。


| 書籍・雑誌・漫画・アニメ::理系・工学 | 03:31 PM | comments (0) | trackback (0) |










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