皆川 達夫(著)『バロックの音楽』を読む。
皆川 達夫(著)『バロックの音楽』講談社学術文庫

かつてはバロック音楽というと、バッハやヘンデル、ヴィヴァルディなどというイメージを持っていたが、渡辺護(著)『ハプスブルク家と音楽 - 王宮に響く楽の音』カミロ・シェーファー(著)『ハプスブルクの音楽家たち』などを読んでいるうちに、実はバッハ等はバロック音楽の最後の方、バロック後期に位置する作曲家であり(中でもバッハは作品や活動全般にバロックらしからぬ点が多々あって)、バロックという時代の音楽全般においては、バッハの音楽からは想像も付かないような世界であったことをちょろっと読み知ったわけである。特に「黄金のりんご」などのバロックオペラの巨大さは、本で読むだけで圧倒されてしまう。もっとも、現代において再現することは不可能だろうし、使用された音楽を聴いたところで、理解し難いとは思うが。音楽というか、もう北京オリンピックの開会式みたいなものなんでしょうな。それはともかく、自分的にバロック音楽なるものが混沌としてつかみ所のないようなイメージになったところで、何か入門書を読まねばと思い、本書を読んでみた。ずいぶん前だが、同著者の『中世・ルネサンスの音楽』(講談社現代新書)を読んで古典以前の音楽について開眼したもので、そのときはCDとか買いあさったりしけれど、最近は、youtubeとかで(英文で)検索すると、かなりマイナーな曲でも、どっかの誰かが演奏しているような映像がアップされてて、本を読みながらガンガン探し当てて聴くことが可能なので、とっても便利になったというか。それも、市販のDVDだと変に映像が編集されていて、時に煩わしかったりするこもとあるが、プライベート映像だとほんとにそのままの素撮りなので、かえって気持ちよく見れたりする。というわけで、youtubeと一緒に読むべし。


| 書籍・雑誌・漫画・アニメ | 08:16 PM | comments (0) | trackback (0) |










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