辰砂、バーミリオン
Natural Pigmentsにて天然の辰砂顔料を購入。辰砂はべつにわざわざ海外のショップで注文しなくても、日本画の材料を探せばいいんじゃないかという気もするが、日本画独特の色名に慣れていないため、自分には少々敷居が高かったりする。が、そもそも西洋絵画が形になってくる頃には、水銀と硫黄で人工的に作るバーミリオンが使われていたようで、特に天然に拘ることもないし、なんとなく買ってみた程度の話ってところなんで、そのつもりでどうぞ。
辰砂

毒物であるからして、慎重にフタを開けてみると、中はこんな感じ。
辰砂

水銀だけあって、顔料の中でも特に比重が重い。10g入りの買ってみたが、同じ10gでも、他の顔料と比べて滅茶苦茶少ない。え?これしか入ってないの? ケチったの?とか思ってしまうが…。
辰砂
左が辰砂、右がマラカイト。
体積的にずいぶん違うが、重さを量ってみたら、どちらもきっかり同じだった。

なお、各社のチューブ入りバーミリオン(油絵具)を手に持ってみると、重さがはっきりと違うので、それぞれの絵具作りの方向性がなんとなくわかる。重い方が硫化水銀の顔料が多く、軽いものは体質やその他助剤などが多く含まれているのだろうと予想できる。別に体質顔料が多いからと言って悪いという意味ではなくて、それぞれ色作りの目指す方向が違うという感じで、べつにどれが悪いとかいうつもりはないけど、でも、やっぱり重い方を選んじゃいますな。
辰砂
マツダ・スーパー油絵具(買値¥1793)とマツダ・専門家用絵具(買値¥1029)を両手に持って比べると、スーパー油絵具の方がずっしりと重い。試しに計ったみたら、スーパー(21ml)が61g、専門家用(20ml)が38gだったので倍近い差が。ちなみに、画材店の店頭にあったものをいろいろ触ってみたが、最も軽いのがレンブラントのバーミリオンで、15mlチューブという点を考慮しても異様に軽い。しかし、顔料表記はPO73とあるので硫化水銀ではないから、チントとかヒューにあたるものかと思われる。ブロックスはちゃんと「ピロロバーミリオン」って名前なのだが。

おまけ
辰砂
スペイン産の辰砂原石。プリニウスには古代ローマ時代の辰砂の産地はスペインとか書いてあったような。

| 絵画材料 | 12:13 PM | comments (0) | trackback (0) |










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