油野郎
関係各所の方々より、黒顔料製造の情報を多数いただきまして、大変参考になっております。
思わぬ反響で、ちょっとやる気が出てきました。

というわけで、油煙集めをもうちょっとだけやってみたいところなんですが、これまで使用してきた低温圧搾亜麻仁油は、不快な臭いもなくていい感じの材料であったけども、値段が高いし、他の油も試してみたいということで、いろいろ油を買い集め中。



まずは「グレープシードオイル」。葡萄の種のオイルなんだとは思うけど、葡萄の種って非常に小さいのだが、こんなにたくさん採れるものなんすか。ヴァイン・ブラックも種だけ集めて作ろうとすると、わずかしか得られないそうで。一応、ヴァインブラック繋がりで、油煙にした場合もいい黒が採れそうな期待もなきにしもあらずであるが、実際試すかどうかは不明。

それから「べに花油」。いわゆるサフラワーオイルだけど、これは酸化し難いように品種改良されたハイオレイック油ですな。酸化し難いということは、乾性油的には乾燥し難いというか、乾性油でなくなっている可能性もあるので、画材用のサフラワーオイルと乾燥性を比べてみたいとような気がして、買ってしまった。油煙集めに使うかどうかは未定。

「荏胡麻油」(荏の油)は亜麻仁油よりもさらに多くのリノレン酸を含む乾性油で、黎明期の日本の油彩画にも使用されたという。さらにWikipediaによると、日本では中世末期までは灯火用途には荏胡麻油が主流だったそうである。その後、菜たね油の普及で存在感が無くなったが。ちなみに塗料用の「荏の油」は池袋ハンズの塗料店で買ったことがある。

本命は、灯火用としては正統派とも言える「菜たね油」なんだけど、スーパーを覗いても、ずばり「菜たね油」という商品はあんまりないみたいである。「サラダ油」は菜種油が使われているけれども、大豆油などその他の油も使われているので、今は保留にしておこう。スーパーでは「キャノーラ油」というのがあったが、これはカナダで品種改良された菜種油で、大量摂取すると害のある成分が含まれていないそうである。が、できれば、日本で古くから灯火に使用されていた菜たね油がいいなぁということで、「鹿北製油の農薬・化学肥料を使わず栽培した青森県産菜種を搾った一番搾りの純国産なたね油 菜たねサラダ畑650g【鹿北製油】」というのをネットで注文してみた。火曜サスペンス並の説明的商品名ですな。一応、次回はこれでいきたいかと。

あとは、アーモンドオイルというのもありましたな。チェンニーニの書では、炭系のブラックの作り方で、葡萄の枝の他にアーモンドにも触れられていたような。

とりあえず、まずはそれぞれのオイルを味見してみたい。
食ってみるということは大事ですな。

| 絵画材料 | 11:49 PM | comments (2) | trackback (0) |
お疲れ様です。
特に興味深いのは「荏胡麻油」です。
ところで「ひまわり油」は無いのですか?
| Bambook | EMAIL | URL | 2010/12/25 02:49 AM | ufXrp0rg |

荏胡麻油は興味深いですね。
食用だと乾燥は遅いとは思いますが。
ひまわり油も、画材用のはあります。
| 管理人 | EMAIL | URL | 2010/12/27 11:50 AM | sIcqiUZw |











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