里中満智子『マンガ・ギリシア神話』全8巻を読む。
素晴らしいの一言である。正統派というかオーソドックスというか、自己表現よりも原作であるギリシア神話を大切にしている感じが伝わってくる。ギリシャ神話をモチーフにしたマンガは数あるが、極端なアレンジが加えられているか、あるいは粗筋をなぞっているだけで面白くないかのどちらかである。里中版も粗筋を淡々と描写しているだけと言えるが、それなのに面白くて夢中で読めるというのはすごい力量だ。マンガというジャンルに限らず、映画、書籍、テレビ番組などあらゆる媒体を含めて比較しても、最高のギリシャ神話入門書ではなかろうか。少なくとも自分が今まで見た中では最高。ギリシャ神話を知らねば、西洋絵画の半分は理解できないし、大英博物館にある数千のギリシャ壷コレクションも楽しめない。というわけで、熱烈お薦め品としたい一品でござる。じつは、里中満智子の作品を読むのは初めてだったのだが、すっかり気に入ってしまい、調べてみると、洋の東西を問わず古代史を題材にした作品を多く描かれているご様子であり、見つけたものを片っ端から注文してやった。ざまーみろ。


| 書籍・雑誌・漫画・アニメ::マンガ・アニメ | 01:18 AM | comments (0) | trackback (0) |
塩野七生『ローマ人の物語 第14巻 キリストの勝利』を読む。
読んでいるうちにギボンも読みたくなったので、『抄訳・ローマ帝国衰亡史』も読む。『抄訳』はやはりというか、かなりすっ飛ばされているので、微妙に感動が減ってしまうが、本文に挟まれた訳者の解説は、初心者には良いものかもしれない。しかし、まだ自分はギボンを全巻読んだわけではない。でも、後半のビザンチン帝国あたりは読み通したいんだが。だが、それはともかくとして、本を読んだり映画を観るときは、知らぬ人物が出てくるとgoogleやらwikipediaやら某巨大掲示板で調べるのが常なのだが、某巨大掲示板でローマ関連のスレを観ている内に「無蝕童帝ウプレカス」なる画像を拾い、激しい衝撃を受ける。最も爆笑したのは、トンクス・サンクス兄弟かな。将軍マジレスとか、非常に頭が硬そうだ。宰相ググレカスは、なんていうかつまらんこと聞かれると、実は心の中でググレカスとか呟く人は多かろう。口にだすのはちょっとさすがに控えるが。ウプレカスに出てくる人は、どの掲示板にもみんな揃ってそうな気がする。なんとも見事な人間関係の縮図ではなかろうか。私の役割はやはり皇帝カンリニヌスだろうか。いやしかし最近は返信さえままならず傍観状態なので、ポムレカスかもしれない。


| 書籍・雑誌・漫画・アニメ | 07:10 PM | comments (0) | trackback (0) |
佐藤和正(著)『戦艦入門』を読む。
以前読んだ『巡洋艦入門』が非常によい本だったので、同じ著者の『戦艦入門』も読んでみた。『巡洋艦入門』ほどの感動と目新しさはないけど、やはり入門書として良いものだと思った。


| 書籍・雑誌・漫画・アニメ | 10:00 PM | comments (0) | trackback (0) |
アンドレ・シャステル(著)『イタリア・ルネッサンスの大工房1460-1500』を入手。
かなり古い本で既に絶版、古書での相場は1万円前後が多く、なかなか手が出なかったが、ヤフオクで安く出品しているのを発見。送料等含めて約3千円だった。古書サイトは大方相場をわかった値付けをしているが、ヤフオクは思わぬ安い値段が付いていたりする点が好きである。あとAmazonのマーケットプレイスも。高くて買えない絶版ものが思わぬ価格で出品される。最近は価格の安い古書をチマチマ探すより、見つけたものを直ぐさま注文してしまう方が、作業時間を考えると結果的に経済的かと思うようになったが、さすがに1万円が3千円くらいになるなら古書探しする価値はあるだろう。


| 書籍・雑誌・漫画・アニメ | 05:43 PM | comments (0) | trackback (0) |
映画『グレートワルツ』を観る。
「世界名作映画全集」シリーズ第19巻『グレートワルツ』を観る。ヨハン・シュトラウス2世の伝記映画であり、ネットや書籍の批評でも名画として褒めちぎられているため、そこそこの期待を持って観たわけだが・・・。すげー変な映画だった。中途半端なミュージカルみたいな感じの映画なのだが、脚本があまりにも脳天気過ぎて、この世界にはちょっととけ込めないなという疎外感を感じてしまった。ヨハン・シュトラウスのことは詳しくないのだが、伝記映画としてはたぶん最低だと思う。銀行員として働いていたり、皇帝との人間関係など、部分的に事実を彷彿とさせる要素も盛り込まれているけど、全体は非常に嘘っぽい。なにより、ヨハン・シュトラウス1世が出て来ないし。しかし、そういう部分を気にする映画ではないので、こんなことを深く突っ込むのは無粋というものだろう。これはヨハン・シュトラウスの音楽を愉しむ映画なのだ。映画全編に流れている音楽は非常に良い。実はワルツは全然好きじゃなくて、普段は進んで聴こうという気が全く起こらないのだが、いやむしろ聴いていると腹が立ってくるので、正直言うと苦手なジャンルの一つなのだが、この映画を観ながら聴くワルツは非常に心地よい。思わずCD買ってきてもっと聴いてみたいと思ったほどである。ちなみにワルツのCDで現在所有しているのは、クナッパーツブッシュ指揮の『ウィーンの休日』というCDだけで、これは非常に癖のある演奏だが名演と言われているもので個人的には気に入っているのだが、う~ん、でもやはり映画で使われてた演奏はとても良かったな。やはりこれは名画なのだろう。ちょっと変だけど。


| 映画 | 11:11 AM | comments (2) | trackback (0) |

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