『美術品を10倍長持ちさせる本』日経BP社
『美術品を10倍長持ちさせる本』日経BP社

図書館から借りて読む。隔週で図書館に行って制限いっぱいまで借りてきつつも、ほとんど読まずに返却していたりするのだが、これは文章が非常に読みやすく、内容も興味深いので一気読みした。連載記事をまとめたものなので、体系的な内容ではないのだが、個々の記事として質が高い。美術系に限らず雑誌類はほとんど読まないのだけれど、コピーしたものを送ってくれる人もいたので、いくつかの記事は過去に読んだことがあった。堅い内容ではないので、ハードカバーにせずに、ソフトカバーで多めの部数を刷っていれば、保存に関する一般の認知度に大きく貢献できただろうにと思う。雑誌連載記事でもあるし、再販が検討されることもないだろうなあ。コレクター向けの本として紹介されていることが多いが、半分は制作者向けの内容でもある。



| 書籍・雑誌・漫画・アニメ::美術 | 08:31 AM | comments (0) | trackback (0) |
箕輪成男(著)『紙と羊皮紙・写本の社会史』を読む。
箕輪成男(著)『紙と羊皮紙・写本の社会史』出版ニュース社(2004/09)

同著者の『中世ヨーロッパの書物』、『パピルスが伝えた文明』と読んで、3冊目。3冊とも素晴らしい本で、最高の推奨品だが、さすがに重複部分が多くなり読むのが辛くなってきたのも確か。実は本書1冊の中でもかなり繰り返しが多い。また、過去の時代と比較しての現代社会批評がときたま差し込まれているが、短文であるために、それは少し安易過ぎないだろうかとかというツッコミを入れずにはいられないところがなきしにもあらずである。



| 書籍・雑誌・漫画・アニメ | 09:34 PM | comments (0) | trackback (0) |
箕輪成男(著)『パピルスが伝えた文明-ギリシア・ローマの本屋たち』を読む。
箕輪成男(著)『パピルスが伝えた文明 - ギリシア・ローマの本屋たち』出版ニュース社 (2002/05)

箕輪成男(著)『中世ヨーロッパの書物』に感銘に受け、すかさず同著者の本を2冊注文していたが、数週間かかってようやく届き、さっそく読み始める。本が届いてすぐ読み始めるというのは自分には非常に珍しいことで、本に限らず漫画やらゲームやらDVDも放置して、数年後に読むことが多い自分としては、例外級の面白い本である。ギリシア・ローマ時代の本は、けっこう読んだが、それら古代の書物がどのように「出版」されていたのかは、これまであまり気にしたことがなかった。作品を読む上でも非常に重要な要素だと思うのだが、ベースとなるべき知識を授けられずに、その表面ばかり見てきたような気がして、これまで読んできた本に苦言を呈したくなるような気がしないでもない気分になった。エピローグにて著者曰く「本来大きな歴史が好きである」と語り、「歴史学の研究が往々にしておちいる、重箱の隅をほじくるような瑣末主義の歴史でなく、そうした学問をふまえた上で、歴史の大きな展望を与えてくれるような歴史・・・」とまで言っているが、ここまではっきり宣言できるとは羨ましい。このような著作の最後に書かれてあるからこそ説得力があるのであって、私がボソッと呟いても何の意味もないが、いずれにしても激しく同意したい。



| 書籍・雑誌・漫画・アニメ | 10:42 PM | comments (0) | trackback (0) |
DVDワーグナー『ローエングリン』全曲を観る。
『ローエングリン』全曲 フリードリヒ演出、ネルソン指揮

フリードリヒ演出
ネルソン指揮
1982年
バイロイト祝祭劇場

恥ずかしながら『ローエングリン』全曲を通して観る(聴く?)のは初めてである(たぶん)。ローエングリンについて書かれた文章はいくつも読んだのだが、読めば読むほど聴いてみようと言う気が失せしまうというか、あの粗筋が滑稽で仕方がなかったのだが、実際に音楽と映像と共に鑑賞してみると、全然おかしくない、それどころか、むしろ非常によくまとまっている。個人的好みによるワーグナー・ランキングで言えば、1.ワルキューレ>2.マイスタージンガー>3.ローエングリンの順でベスト3と言ったところか。しかし、自分はまだ『パルジファル』を観たことがない。観ておきたいな、と思うものはたくさんあるが、そう言えば、読んでおかなきゃなと思っていた本も山ほどある。Age of Empires を処分してしまえば、時間が増えるかと思ったが、別のゲームをやっているだけのような気もする。



| 音楽 | 08:32 AM | comments (0) | trackback (0) |
岩田靖夫(著)『ヨーロッパ思想入門』を読む。
岩田靖夫(著)『ヨーロッパ思想入門』岩波書店 (2003/7/19)

ギリシアの思想とヘブライの信仰という二つの土台の上に立つという観点から、ヨーロッパ思想について講ずる内容。以前読んだ『図説 西洋建築の歴史』の思想ジャンル版と言ったところか。岩波ジュニア新書だけあって、なかなかわかりやすく書かれており、自分にはちょうどいいかもしれないと思いつつ読み進め、大変勉強になりつつも読後によく考えてみると、『図説 西洋建築の歴史』ほど、2つの土台の相互作用について描かれていないかな、とも思ったが。


| 書籍・雑誌・漫画・アニメ | 10:38 PM | comments (0) | trackback (0) |

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