DVD朝比奈隆&大フィル ブラームス交響曲全集II
DVD朝比奈隆&大フィル ブラームス交響曲全集II(交響曲第3番 第4番)

この世で最も好きな曲は、ブラームス交響曲第4番である。
以前はブルックナーの交響曲第5番だったのだが、生きている年数が長くなるに従って、徐々にブラームス好きへとシフトしていった。4つの交響曲のどれも好きだが、その中では4番が最高。次は2番、1番、3番の順だけど、まあ、そんなことは他人はどうでもいいことか。

ブラームス全般に言えることだが、特に4番は暗いというか、後ろ向きというか、湿っぽい演歌などという人も居るが、そこがいい。まさに人生に溜まった膿そのものである。生きていれば溜まる、膿が・・・

実演ではウィーンフィルで2回聴いたことがある。ウィーンフィルでブラームスというと、これほどいいものはない。しかし、CDでどれがいいかというと、じつはあまりいいのがないというか、どれを聴いてもそこそこ悪くないというか。とりあえず、これまで聴いたもののなかでは、朝比奈隆&大フィルの1995年ライブのCDがいいかなぁとは言える。音楽の流れが悪いという人もいるが、このたどたどしさがいいのである。ゴツゴツしつつも、凄まじく立派なブラームスであり、ちょっと暑苦しくて何度も聴くのはあれだが、たまに聴くと非常に良い。

で、今回購入したのは、まさしくその映像のDVDである。映像があったのかスゲー!・・・

・・・と思ったのだが、

正直、観なかった方がよかったかも。

脳内でイメージが増幅されていのか、映像を観て微妙に気分が萎えてしまった。誰だってあの音を聴いていれば、絵的にもすごいオケの姿を想像するであろうが、実際は・・・(以下略)。

それにしても、第3番の方は、かなりヤバくないだろうか。そんじょそこらのアマオケより下手に聞こえるのだが。

いずれにしても、4番は音だけ聴けば最高なので、お薦め品と言える。DVDは5000円もするのが納得いかないが、CDは廉価版で販売中。


| 音楽 | 06:19 AM | comments (0) | trackback (0) |
DVD ベートーヴェン歌劇『フィデリオ』を観る。
ウィーン国立歌劇場、バーンスタイン指揮。
HMVで輸入盤を購入。3000弱。

フィデリオというと、中途半端な脚本などで、作品としての完成度がやや下がると言われているが、個人的にはベートーヴェンの曲を2時間半も聴けるというだけで価値在りと言える。特に終盤、レオノーレ序曲を挿入して演奏するというのは、マーラーが始めたらしいが、素晴らしすぎる。それにしても、先日のカルメンを観ても思ったが、やっぱり映像で観るにしても、ウィーン国立歌劇場が一番雰囲気がいい。立ち見席の常連だったという思い入れもあるかもしれないけれども、いかにもオペラを観ているという感じがする。というわけで、同じ曲でも、ウィーン国立歌劇場のDVDがあれば、思わずそちらのDVDを注文、という感じになるが、外れは少ないと言えよう。


| 音楽 | 11:17 PM | comments (0) | trackback (0) |
ブリュノ・ブラセル『本の歴史』を読む。
ブリュノ・ブラセル『本の歴史』創元社 (1998/12)

箕輪成男(著)『中世ヨーロッパの書物』を読んでからだと、普通すぎる入門書に思えなくもないが、カラー図版が適切に配置されていて、参考になる部分も多々あった。この手の図説本は、本文がなおざりになりがち、というか活字が好きな人間には逆に物足りなかったりして、途中をパラパラ捲るだけになってしまったりするが、本書は普通に通読できたので、テキストの出来具合も悪くないのだと思う。


| 書籍・雑誌・漫画・アニメ | 10:00 PM | comments (0) | trackback (0) |
楽劇『ワルキューレ』第1幕 クナッパーツブッシュ&VPO
1963年、テアター・アン・デア・ウィーン、演奏会形式

HMVで購入。

これは、CDを持っていて、かれこれ10年ぐらいの間、何度となく繰り返し聴いていたわけだが、映像も残っていたとは。
第1幕だけというのが難点だけど、ワルキューレの録音では、個人的にこれがベストかな?と思っていたので、映像で観られるのは感動的である。

演奏会形式で上演されたものだから、舞台が無い代わりにオケと指揮者、3人の歌手が映っている。オーケストラピットが隠れているバイロイトとは真逆の映像だが、もしかしたら、映像としては演奏会形式の方が面白いかもしれない。歌手の後ろにオケが居ると観ていて飽きない。全幕演奏会形式でもかまわないかもと思ってしまう(ワルキューレ以外だとちょっと嫌だが)。


| 音楽 | 01:53 AM | comments (0) | trackback (0) |
DVD『歌劇≪カルメン≫クライバー/ウィーン国立歌劇場』を観る。
TDBA-0060

実をいうと、ビゼーの歌劇『カルメン』は、この世で最も苦手な音楽だった。序曲からして耳に嫌な感じで残る旋律であり、作中のどこを取っても煩いだけで、カルメンを聴くなど、パチンコホールにいるのと同じようなものだと思っていた。

と言っても、カルメンを通して聴いたのは、生の舞台が1回、ビデオが1回の計2回であるが、特にビデオの方は、ネット上の各所のレビューで高い評価を受けるレヴァイン&メトロポリタンのやつなのだが、それでも嫌な音楽だという印象派変わらなかった。

しかし、このクライバーのDVDを観て、180度評価が転換、こんなに素晴らしい曲だったのか。
あんなに嫌だった序曲からして、とにかく素晴らしい。劇中のあらゆる歌、間奏が効果的に組み合わされていて、作品として非常に完成度の高いものであることに気が付いた。

映像作品としての出来も良い。国立歌劇場のホール内が映し出されて、クライバーとオケが序曲を演って、舞台の幕が開くというふうに、ライブの臨場感に溢れている。カメラワークもまた良い。歌手がアップになっても、せいぜい上半身以上が写る程度に抑えているので、観ていて疲れない。

HMVのレビューでも例がほどの絶賛の嵐だが、確かにこれはすごい。4000円出して買った価値在りである。


| 音楽 | 11:26 PM | comments (0) | trackback (0) |

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