琥珀(アンバー)をランニング処理してみる
前回、コーパル樹脂をランニング処理した動画を紹介しましたが、鳥越さんは引続き、琥珀の方も試されたようです。まだまだ試行錯誤中ですが、テレビン、乾性油ともうまく混ざってみるように見えるので、琥珀ワニスを作成できる可能性が出てきました。文献などを読んで、思わず諦めてしまうことが多い類いの課題ですが、とりあえずなんでもやってみて損はない、ということを改めて感じました。



ただし、実際に制作に使うとしたら、いったいどれくらいの温度で、どれくらいの時間をかければよいのかなどの検証が待っておりますので、まだ先は長いといえましょう。

ちなにみ、最近私はウェット・イン・ウェットの状態を長く保って描きたいと思っているので、乾燥の遅い画用液を考えています。しかし、いったん作業が済めば、確実に丈夫にカラっと乾燥して欲しい。ということを考えています。20年ぐらい前のルフランの油絵具があるのですが、乾燥が非常に遅くて、一週間経っても表面に膜すら張らないという遅さです。私が予備校で初めて油絵を描いたときも、一週間ぐらいは濡れたままでしたが、最近の油絵具自体が非常に速乾性の為、画用液の方を遅くしないと、もはや油絵具の利点を生かすのも難しい、という気がします。チューブ絵具の何が変わったのかわかりません。そもそも手練りしても、そんなに遅い絵具はできません(空気抜きしてないからかもしれませんが)。いずれにしても乾燥進行度が、グラフにしたら、はじめは非常にゆっくりと変化の感じられないくらいの登り具合で、数日経ったら一気にうなぎ登り的なカーブを描く的なものを考え中です。

| 絵画材料 | 04:36 PM | comments (0) | trackback (0) |
動画:コーパル樹脂の加熱ランニング処理
コーパルの加熱ランニング処理をする、という動画です。


私は以前、カセットコンロを使ってやったのですが、鳥越さんが使用されている器具の方が安全そうです。私はオイルと一緒に加熱する方法で行ないましたが、いずれにしてもとにかく猛烈な臭いが発生するので、田舎町ですら苦情が来ないか心配するレベルですから、ご注意ください。

さらに、世界中のコーパルを植物の系統別に分類する動画というのも控えております。コーパルファンの方は必見といえるでしょう。

| 絵画材料 | 09:26 AM | comments (0) | trackback (0) |
ヒメナエアとフタバガキの種子を購入
「ジャムこばやし(http://jamkobayashi.com/)」さんというショップから珍しい種子などいくつ購入しました。
ヒメナエアの種子

日本ではまず見かけないような珍しい種子を多数販売されていますが、その中でも注目は、マメ科あるいはジャケツイバラ亜科に属するヒメナエアという樹木の種子です。
ヒメナエアの種子
ここ数ヶ月の間に琥珀やコーパル樹脂について語ってきましたが、ヒメナエアは琥珀の元となる樹脂を出す樹木のひとつです。琥珀の前段階であるコーパルも同じくです。サンプルとして、あるいは話のネタ的に欲しいと思っていたのですが、画家鳥越一穂氏が日本で取り扱っているショップを見つけて教えてくれました。現在、日本で画用に売られているコーパルは東南アジアのナンヨウスギ科のアガチス属から採れるもので、こちらとは違います。マメ科のコーパルは主に中南米、そしてアフリカのコーパルです。という話はともかくとして、ヒメアエアの種、写真は種袋の状態らしく、これを割るといくつかの種子が入っている模様です。蒸れた足の臭いがするという噂ですが、現状では無臭です。開けたら足の臭いがしてくるのでしょうか、蒸れた足の臭いのジャムとか作れるのでしょうか?

そして、フタバガキの種子。
フタバガキ科の種子
納品書によれば、大きなものがDipterocarpus obtusifolius、小さなものがShorea roxburghiiと記されています。ダンマル樹脂は主に東南アジアのフタバガキ科shorea属他から採るそうで、こちらはダンマル樹脂の話のネタにでも、ということで。厳密にこの種子がなる樹木がダンマルの原木ではないかと思いますが、このような羽の生えた種子を出すフタバガキ科の植物から採れると考えてよいかと思います。そもそも現地で採取される段階で厳密に管理されているようなものではない様子なので。

他には、静物画のモチーフにならないかと思って、乾燥ザクロを買ってみました。
ドライザクロ
枝まで付いていて、いい雰囲気です。生の果物は、モチーフとして管理するのが大変、というか、比較的短期間で描かなければなりませんが、乾燥ものでしたら、じっくり、あるいは何度も繰り返し使えます。人物像もミイラを描いたらどうかと言おうかと思いましたが、小物と違ってむしろ管理が大変そうですね。

ティカポッドという種を買ってみました。
ティカポッド
これは、モチーフになるかどうか、よくわかりません。インテリアにはよいかもしれません。

シナモン
シナモン
この状態のシナモンは格好良いですね。これはモチーフになりそうです。

| 絵画材料 | 07:13 PM | comments (0) | trackback (0) |

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