フジミ模型 珊瑚海海戦セット(1/3000) 制作
珊瑚海海戦は世界史上初となる空母同士の海戦であり、空母同士ということは護衛する巡洋艦、駆逐艦も多数付随する現代でいうところの空母打撃軍同士の海戦という重要な出来事であります。さらに肉眼で相手の艦隊が見える前に、航空機等の索敵情報を元に戦闘がはじまるという意味でも初であったということで、海戦の状況が一変する出来事であったと思いますが、あまり人に知られてないような気がします。とはいえ、私自身もテレビ東京のVHSビデオカラー秘録 太平洋戦史 第3巻 珊瑚海海戦」を観たくらいの知識しかないのですが(ちなみに大戦略シリーズを生み出す前のシステムソフトがPC-8001で珊瑚海海戦ゲームを発売したけれども、あまり売れなかったようです)。この海戦について書かれた著名な図書『暁の珊瑚海』も購入したのですが、あまりこのジャンルに詳しくないもので、難しくて読まずにおりますが、何しろ軍艦の知識が乏しい、戦艦はともかく、空母、巡洋艦、駆逐艦についての知識が乏しい。世間では艦これの影響で、皆が詳しくなっているというのに。というわけで、フジミ模型の集める軍艦シリーズ No.14 MO作戦 珊瑚海海戦セット(1/3000)」を購入してみました。

さっそく塗装して組み立ててみたところです。
珊瑚海海戦

ほとんどは、軍艦色2を缶スプレーで吹いて、甲板色を手塗りした後、ウェザリングして仕上げています(空母の甲板だけは、缶スプレーで甲板色を塗装したのちに、マスキングして軍艦色をスプレー)。その際に、重巡洋艦妙高型は甲板を木甲板色で塗ったのだけれども、巡洋艦、駆逐艦はリノリウム甲板であったらしく、ウッドブラウン的な色を塗るのが正しかったようであります。タミヤからは「リノリウム甲板」という塗料も出ております。リノリウム甲板とはなんだろうと思って、確認してみたのですが、亜麻仁油をメインに天然樹脂を媒材として作った床材で、ビニールなどの合成のシート材が主流になるまでは、よく使われていたようです。亜麻仁油については詳しいつもりでしたが、まだまだ知らないことも多いものです。まさか軍艦模型を塗装して気がつくとは。甲板に水平のモールドがしてある場合は、そこは木甲板で、垂直というか左右に向かってモールドがあるのがリノリウム甲板らしく、そのモールドはリノリウム材は押さえておくものらしいですが、手練れのモデラーはそこを塗り分けていたりします。今回の妙高は砲塔を取り付けてしまったので、塗り直すのは断念致します。

珊瑚海海戦についてですが、組み立てながらネットで検索しつつ、塗装について考えたりするし、時にはウィキペディアで艦の概要を読んだりもするので、各艦艇についてずいぶん勉強になりました。残念なのは米艦隊がついてないというところでしょうか。米艦があったらボードゲーム作れそうですが、それはともかく、リノリウム材は天然素材ということで家具などの用途で再び人気が出ているようなので何か買ってみようかと思ってます。

| その他 | 10:46 PM | comments (0) | trackback (0) |
小河陽(訳)『ヨハネの黙示録』岩波書店 読了
現在は文庫版が出ておりますが、図版が小さいといかんと思って、単行本版を古書で入手。註と解説が充実しており、とても勉強になりました。西洋美術を鑑賞するには聖書を読まずしてはほとんど何も気付かないといえるかと思いますが、解説と註なしで聖書を読むのはやはり難しいのではないでしょうか。現在は『ルカ文書』を読んでおりますが、しっかり勉強してから読むと本当に面白い。そしてさらなる解説的なものを求めていろいろ買ってしまいました。文庫クセジュの『聖パウロ』(トロクメ)、加藤隆(著)『歴史の中の『新約聖書』』、長谷川修一(著)『聖書考古学 - 遺跡が語る史実』、聖心女子大学キリスト教文化研究所(編)『キリスト教美術の誕生と展開』を購入。それと、キリスト教史という全11巻くらいの叢書があるのですが、そのうちの第2巻「教父時代」、第6巻「バロック時代のキリスト教」を購入。ついつい歴史的な部分に関心を持ってしまいがちですが、ある程度読んだあとは美術的な、図像学的な感じの美術鑑賞に役立ちそうなものにシフトしてゆきたいところです。それにしてもずっと読書してると首肩が痛くなって目がチカチカしてくるのですが、ソフトサンティア ひとみストレッチという目薬をさすと、めっちゃ調子よくなりますが、季節的にかなり乾燥しているので単なるドライアイなのかもしれません。

そして県図書館より仏教コミックスシリーズを5冊借りてきましたが、今回通読したのは『おシャカさまと弟子たち5<十大弟子>』、『敦煌物語』、『法然の念仏』、『お地蔵さん』、『鎌倉の寺』であります。このシリーズ、かなり充実した内容のものもあれば、なんともいえない気分になるようなものもあるのですが、今回はコメントを述べたくないくらい率が高めでありました。図書館にない巻は購入して読みたいとも思うのですが、ガチャ的要素があって購入に踏み切れないところがあります。

| その他 | 12:28 AM | comments (0) | trackback (0) |
本年の抱負
昨年も一応目標はあったはずなのですが、コロナ対策を考えるのに思考力をだいぶ割いてしまって他にはあまり成果がなかったのですが、気持ちを入れ替えていかねばならぬと反省しているところです。いろいろ勉強はしたつもりですが、絵画材料についてはそれほど読んでない一年でもありました。というわけで、本年からは多少気合いを入れていかねばならないと意識して行動してゆこうと思いますが、自分にとって弱点となる分野を埋めてゆきたいかと。中世テンペラ画、壁画、バロック油彩画の技法、材料についてはよく読んだものですが、北方ルネサンス絵画については疎かになっていた気がするので、National gallery Technical Bulletinの該当する項目を読んでいきたいと思ってさっそく本日は一日中それらに目を通しておりました。それと、Medieval Craftsmen という洋書のシリーズを一通り集めて読んでゆきたいと思っているところです。中世はやはり材料と職人の距離が近いのでヒントになる情報が豊富であります。絵画材料・技法に限らず西洋美術について日本語で書かれる論文も多いし、翻訳されている本も多いのですが、なぜか洋書を読んだときのはっとさせられる情報量というのは、いつになっても変わりません。

植物に関しては昨年末にアカマツ、クロマツ、モミの苗を買いましたが、これに加えてカラマツとトウヒの苗も植えたい。できれば欧州モミと欧州カラマツがあれば理想的であります。場所はそんなにないので、小さめの鉢に盆栽的に植えて観察するのが限界であるけれども。針葉樹の区別をつくようにしたいと。溶剤系のメディウムについての理解をより深める為でありますが、樹脂全般についてもその過程で何かいろいろ得られるものがあるように思います。

それと本webサイトの再構築(cms化)をやっておかねばなりません。できればこの春になんとか。なんとなく個人サイトの時代が再びやってきたような予感がしますので。ちょっと前までは、twitterのようなSNSが情報発信の中心となっていた感がありますが、個人的にはtwitterの利用控えた方がいいのかな、と。最近までSNSは、新聞・テレビなどのオールドメディアと比べて新鮮な感じがしていて、特に発信する人の発言がフィルターを通さずに聞けるというだけでも、気持ちがよかったものでありますが、半年前まではそう思っていたのですが、ここ数ヶ月のうちにあっという間にオールドメディア化した感がありまして、個人的にかなり印象が悪くなったので、あんまり利用したくないというのも理由ではあります。それからAmazonも極力利用しない方向でいきたいかな、と。しばらく前から怪しげな出品物が多すぎて、異様な雰囲気になってましたが、やはり一極集中は良くない現象なのかと。Amazonは洋書か古本を買うのに限定し、その他の品は国内ウェブサイトの品揃えが充実してきているので、そちらに徐々に移行していこうと思っています。というわけでかれこれ1ヶ月に渡ってamazonで何も注文してないのですが、意外と何の問題もないし、むしろ他のサービスの方がけっこう使い易くなっていた事に気がついて良かったくらいです。電子書籍もKindleは、Unlimitedを読むだけにして購入は止めているのですが、これはそのままでいいかなと思っています。Music Unlimitedの方は継続しようか解約したようか、ちょっと迷うところです。クラシック音楽のCDは非常に多いので、それらを試聴する的な感じでけっこう活用しているのですが、最近UIが使いづらくて不満が多いのも確かであり、別のサービスを探した方がいいのかもしれません。以上のように対策を考えていると、考えている期間の間、出費が減るという効果もあるのですが、ため込んだものを吟味して消化するというのも必要な期間かもれません。

| その他 | 11:40 PM | comments (0) | trackback (0) |
特別展「伝わるかたち/伝えるわざ 伝達と変容の日本建築」
先週、東北歴史博物館にて、特別展「伝わるかたち/伝えるわざ 伝達と変容の日本建築」を観てきましたが、組物の模型が多数展示されており、まさに今わたしが勉強したいと思っていた事が延々と展示されており、地元(東北)で開催される特別展の中では、最近ちょっとないくらいの情報量でした(あくまで私にとってですが)。伝統建築の構造的な部分や技術的な面に興味がなければピンとこないところでありましょうから、入場者もまばらでありましたが、法隆寺、薬師寺、平等院鳳凰堂など、つい最近プラモデルを組み立てた建築物や、これから組み立てようと思って既に買ってある建造物の展示が多く、まるで私の為に開催されているかと錯覚してしまうほど、個人的に非常にタイムリーな内容の展覧会でだったのであります。特別展は既に終了しましたが、図録の論文集を読むだけでも実は八割方十分な展示でもありますので、興味があれば入手されるとよろしかろうと思います。

仏教建築の組物からスタートするわけですが、単にその説明だけに留まらずに、城郭や住宅、茶室、神明造りなど、幅広くその影響を追ってゆくので、今まで気付かなかった関連性も知ることができるのが、本展の意図するところなのでありましょう。私としては、いずれの展示も非常に重要な情報と提供されていると言えるのですが、中でも特に気になった展示物としては金閣寺の模型がありましたが、金箔などの色彩はなかったのですが、その為にかえって各層の意図した様式が明確に意識できました。フジミ模型の金閣寺も購入済みですが、買ったときは大して考えてはいなかったのですが、代表的な二つの様式が明確に分けて併存しているという、たいへん興味深いものであることを知って、これはその辺を意識して、塗装等を工夫せねばならぬし、再建前の色彩とかいろいろ論文を読まねばならぬところです。他には伊勢神宮をはじめ神明造の展示もありましたが、フジミ模型の出雲大社も買っておかねばと思ったわけですが、ちょっと高いし、積みプラの箱が積み上がっているので、しばらくあとにしますか。

| その他 | 11:55 PM | comments (0) | trackback (0) |
非常食について考えてみる
念の為にではあるけれども、非常食っぽいものを買っておくことにしてみました。震災の後に非常食を置いておくべきという流れでその際けっこう買ったというか、買わされたものがあったけれども、賞味期限が切れかかった頃に全部食してしまって今はない。しかし、震災の場合は救援物資が充実するまでの数日間の食料でよかったけれども、今回のようなケースでは下手をすると2~3ヶ月くらに渡って穀物不足が起こるかもしれないので、ちょっと意味合いが違うような気がします。日本の備蓄米その他の食料は充分にあるとはいうものの、マスクや防護服のときの起こったように、地方自治体の長や国会議員が中国に渡してしまっていざ必要な時にないということは考えられます。また、某大規模ビジネスをやっている方々も買占めることであろうし、その他さまざまの買占めが行われるのではないかと。マスクは政府のマスク配布が始まったので転売屋在庫が放出されつつあるけれども、なんだかんだでここまで来るのに2ヶ月以上かかっていますし、食料不足解消にも最低でもこのくらいはかかるであろうと考えられるのではないでしょうか。幸い日本の主食の米は玄米だとけっこう長持ちするので、30キロくらいの袋が一人一つ分あったら、そこそこの期間は持ちこたえられるし、田舎の家ならたいていありますわな。都会の一人暮らしなら微妙ですが。
さて、今回の場合はレトルト食品のような非常食を揃えておいても焼け石に水であろうというわけで氷砂糖を買ってみました。1kg袋を数個。何しろ賞味期限がないので、更新せずに置いておけます。非常食として使わなくなっても、梅酒を作るときに使ったり、用途は広い。あと、普通の白砂糖も買っておきました。1kgが150円くらいです。これは何にでも使えるのでいくら買っても無駄になることはあるまい。というわけで、いざとなったら砂糖なめて寝てるという手もありますな。しかし、砂糖でカロリーは補充できても、ビタミン、ミネラルはいまいち補充できないですね。これらが無くては、歯は抜けて、目も見えなくなるであろう。特に塩分は大事である。塩飴ならそれらを補充できるのであるが、塩飴は賞味期限がある。主に氷砂糖、一部塩飴という組み合わせもいいかも。あるいは氷砂糖+食塩の方がいいか。あとはマルチミネラルとマルチビタミンのサプリ錠剤90日分とか置いておけばいいのか。さて、ここまできて足りないのはタンパク質でありましょう。長期保存のできそうなタンパク質。プロテイン粉末の賞味期限の長そうなやつ、という手もありますが、ここはやはりゼラチンパウダーがよろしかろうと。1kgあれば大量のゼリーを作れて満腹感が得られる。しかも前述の砂糖も使えて、そして賞味期限切れになったら、絵画支持体の制作に膠の代わりとして使うことも可能です。特に大型のキャンバスを膠引きするときは高い兎膠よりも経済的でしかも上手くいきます。なお、スーパーに売っているゼラチンは少量パックなので高コストになるので、業務用か海外メーカーの徳用ゼラチンを買うのです。支持体作成には膠1:水10ぐらいの割合で膠水を作るわけですが、ゼリーをそれで作ったらグミみたいな固いものができて、ゼリーと思ってたくさん食べたら胃もたれおこしそうなレベルであるので、普通のゼリーとしての割合のゼラチンを使うと、1kgのゼラチンでもすごい量のゼリーができるわけですな。まぁ考えてみればほぼ水分だから取れる栄養の量は大したことはないんですが、一時的に満腹にはなりそうな。

それはともかくとして、自粛連休中であるので、まじめに美術の勉強に励んでおるのですが、目を通しておきたい本が山ほどあるのですが、せっかく時間があるというのになかなか読み進まぬのです。リーグルの『美術様式論』を読んでいるのだけれども、19世紀の本なので言い回しが現代の書物よりくどいということもあってか、あるいは装飾について文字で説明するというのがそもそも難しいのか、そもそも翻訳が古いので、美術用語の和訳的にもしっくり来ないところもあり、かなりじっくり頭を使って理解の努力をしないと1行も読めないところもあって、なかなか進まない。しかし、これはとても重要な本であるのはなんとなくわかるというか、ようやくギリシア美術について少しわかってきたような気がしないでもないところです。現代のもっと新しい類書を読めばよいような気もして探してもみましたがこれに替わるものも見つからず。しかしギリシャ壺と言えば、神話が描かれているのが見所というのが普通だと思いますが、装飾模様がこれほど面白いとは。

| その他 | 01:11 AM | comments (0) | trackback (0) |

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