協奏曲のベスト5を考えてみる
年越しはワインを飲んで過ごしたいかなと。数の子わさびとイカの塩辛で。
数の子わさび
この組み合わせは辛い。数の子わさびは明らかにワインと合わないけれども、イカの方はちょっと合ってるような気もする。

そして、ちょっとゆっくりといろいろ考えてみることにしました。

何を考えるかと言えば、特にどうでもいいことしかないのですが、この機会に私の独断で、世界の協奏曲ジャンルのベスト5を決定したいと思います。協奏曲と言えば、ラフマニノフなど、フィギュアスケートなどのBGMに使われたりする、けっこう華やかな感じのものが多いような気がしないでもないですが、私はどうもああいうのは苦手であり、もっとこうBGMにはならなそうな、絶対音楽的な風格を備えたものが好きなので、そういう感じで選びたいと思います。なお、バロックの協奏曲と古典派以降の協奏曲は多少なりとも性質が異なっているので、古典派以降というか、ハイドン以降の協奏曲に限定しておきたいと思います(ハイドン選外ですけどね)。

で、いろいろ考えてはみたのですが、栄えある第1位は・・・、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番≪皇帝≫、こちらが協奏曲界の史上ベストに相応しい曲といえるのではないか、というのが今の私の考えです。まさに皇帝の名にふさわしい堂々たる作品ですが、しかし私はちょっと前までこの曲があまり好きではありませんでした。なんとなく鈍重な感じがして、聴いててもあまり面白いと思わなかったというのが正直なところです。それが変化したのは、ピリオド奏法の演奏を聴くようになってから。ピリオド奏法、いわゆる当時を再現する的な演奏では、比較的小編成で、かなり快速な演奏がされることが多いのですが、そのような奏法で聴くと、これは実に魅力的な曲です。曲中、有名なのはたぶん第3楽章なんだろうと思いますが、メインとなるのはなんと言っても第1楽章です。演奏時間もダントツで第1楽章メインです。めまぐるしく曲調が変化して、時に落ち込んで悲しむときもありますが、闘う意志に溢れた前向きな曲であり、いかにもベートーヴェンらしいといえるでしょう。20世紀の大指揮者の演奏はその辺が表されていないような、と言ったら怒られるかもしれませんが、以上のような経緯もあって、私の推奨盤はガーディナー指揮、レヴィン独奏のCD。怒濤の如き演奏です。

そして第2位は・・・同じベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲ニ長調。ベートーヴェンはありとあらゆるジャンルでベスト狙えそうですが、ヴァイオリン協奏曲界では、まぁ、世に言う3大ヴァイオリン協奏曲と言えば、ベートーヴェンとメンデルスゾーンと、あとブラームスか何か一曲何か、という感じでないかと思いますが、ベートーヴェンのは他の候補と比較してもダントツで格調高い名曲です。これはまず異論の余地はないでしょう。まず、はじめにテンィパニがポンポンポンポンと鳴るだけで既に名曲なのです。たったこれだけ名曲過ぎるとはこれ如何に。お勧めのCDはヨーゼフ・シゲティ独奏のもので、これはちょっと古い録音で、録音の状態もあまりよくありませんが、独奏の演奏が、なんというか、技術的にはあんまり上手くないというのは誰もが認めるところですが、もはや技術ではなくて精神世界の領域であり、一度これを聴くと、もうこれ以外ないんじゃないだろうかという感じです。

第3位は、これもベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番にしようかな、とも思わないのでもないのですが、それだとさすがにベートーヴェンだらけでしつこい感じがするので、ここはブラームスのピアノ協奏曲第1番を推したいかなと思います。普通ブラームスなら、ヴァイオリン協奏曲やピアノ協奏曲第2番あたりが来そうなところですが、私の好みとしてはピアノ協奏曲第1番です。お勧めのCDはマンデール指揮、マンツ独奏のやつなのですが、これもあまり世間では評判が良くなくて、軽い過ぎて迫力がないと言われたりしますが、現代的な観点からはむしろ丁度いい演奏なのではないかなという気がします。

第4位はシベリウスのヴァイオリン協奏曲。これは、世の中にこんなに美しい曲があるのかというぐらい美しい曲です。特に生で聴いて、そして残響の多いホールだったりすると、その美しい響きは筆舌に尽くし難いものがありますが、これはなかなか録音では伝わらないものがあるような気がします。推奨CDもありません。

第5位は、モーツァルトのピアノ協奏曲第24番
モーツァルトの協奏曲と言えば、ふつうは第26番などを傑作として挙げるところですが、私の好みとしては第24番でしょうか。モーツァルトのピアノ協奏中で短調の曲はこれと第20番だけなのですが、短調曲に限っても第20番の方が傑作として話題になるのですが、私は24番押しです。ちょっとベートーヴェン的な感じな曲調もので。お勧め盤はケルテス指揮、カーゾン独奏かなと。流れの良さがけっこう大事そうですが、とてもいい感じです。よいお年を。

| 絵画材料 | 11:54 PM | comments (0) | trackback (0) |
コーパルに関する動画#3
様々の種類のコーパル樹脂についてマニアックに語っている動画の第3弾を公開しました。

実はずっと前に鳥越さんが編集を終えていたのですが、ここまでくると誰も興味ないだろうと思って公開を控えてもらっていました。が、そのままにしておくのももったいないので、年末年始のあまり人が居なそうな隙に公開しようという話になりました。まだ続きがありまして、3日連続で公開していく模様です。

ちょっと補足たい事項があります。ザンジバル島はかつてオマーン国が支配していた時期があり、それどころがザンジバルを首都に定めて、奴隷貿易、その他の貿易を行なっていたということですが、樹脂も大量に出荷されたことでしょう。ザンジバルは比較的小さな島です。興味深いのはマダガスカル島かもしれません。マダガスカル島はけっこう大きな島です。最近、生物進化についての本を読んだらそこでちょっとマダガスカル島に触れられていたのですが、マダガスカル島の森林の歴史は是非とも詳しく読んでみたいところです。そして、最近気になっているのは大陸の大移動です。超大陸パンゲアがバラバラになる当初の地図を見ていると、アフリカと中南米大陸はぴったりとくっついていたし、バルト海も近かったかもしれない。コーパルを出す樹木の進化に関係あるかもしれません。東南アジアはあんまり近くなったけど、あっちのコーパル樹木は属が違うし別ものなのでしょう。などと適当に考えたことを書いてみましたが、しかし、これらについて調べるような時間はたぶんないですね。



| 絵画材料 | 12:03 PM | comments (2) | trackback (0) |
ウェルドの種
海外で販売されているウェルドの種を入手しました。
ウェルド
国内のショップで販売されている種は何度か購入したのですが、どうしても発芽しなかったので、鳥越さんが、海外で買い物をするついでにということで、ウェルドの種も買ってもらいました。それが今届いたところです。これで発芽するかどうかは、試してみないとわかりませんが・・・。

ウェルドは日本ではほとんど知られていませんが、黄色い染料となる植物で、ヨーロッパで昔から使われていました。私はDaniel V. Thompsonの”The Materials and Techniques of Medieval Painting”を読んで以来、染料系の顔料について非常な関心を持つようになり、いろいろと試してきたのですが、まぁ、以前は、植物染料から作った顔料はあせやすいので、昔は丈夫な無機顔料が得られなかった色で仕方なく使っていたのだろうと思っていたのですが、この本を読んでからは、絵画で使用する植物染料(あるいは動物性の染料も含めてですが)、その世界の広大さに感銘を受けつつ、実際植物染料を使ってみたその色の魅力はひとくちでは語り尽くせないものがあるのですが、それはともかく、とりあえず、来年はこれを植えてみたいと思います。あと、植物染料の顔料について多大なアドバイスも頂いておりますので、顔料作りも試してみたいと思います。

| 絵画材料 | 11:55 PM | comments (3) | trackback (0) |
ベルグルンド指揮/ヨーロッパ室内管弦楽団のブラームス交響曲全集購入。
ベルグルンド指揮/ヨーロッパ室内管弦楽団のブラームス交響曲全集


ベルグルンドはシベリウスの演奏で知られておりますが、それ以外の曲のCDを聴いたことがなかったのですが、Amazonで視聴した感じだと非常に好みの演奏かと思われたので、買ってみました。小編成のオーケストラの演奏なので、ふつう聴かれるような厚みのあるブラームスとは印象が違う感じなのですが、とりあえず何回か聴いてみた感想など簡単にメモしておきたいかと。

まずは、交響曲第1番ですが、第1楽章はやはり序奏に厚みがないと迫力に欠けるので、小編成オケでは魅力が削がれてしまうところがあるのですが、そこを過ぎれば、それなりにいい感じではなかろうかと思います。むしろ今まで気が付かなかった良さなどが浮き彫りになってくる感じです。第2、第3楽章は楽想的にも非常にマッチした演奏であり、しみじみと味わい深い感じでよろしいかと思います。そして、第4楽章は意外にもかなりいい感じです。というか、ちょっと感動してしまいました。

次ぎに交響曲第2番、こちらは先の第1番に比べれば、小編成のオケに合いそうな曲であり、いい感じに聞こえるのは当然であり、不満のない演奏、と言いたいところですが、第2楽章などはやはりもう少し音に厚みが在った方がいいのかもしれないと思いました。

交響曲第3番、これは第1楽章は、やはり第1番の第1楽章と同じく序奏の迫力に欠けるのが難在りというのは仕方ないところですが、序奏以外も今まで聴いてきたのとはパートのバランスがなんか違って妙だなという感じはしました。第1番のときは新鮮な魅力だったのが、ちょっと違和感の方が大きいような。なお、第2楽章以降は非常に良いです。

最後に第4番、こちらは全楽章通してなかなか私の好みかもしれません。同じく小編成の演奏ということでは、ガーディナーの方がちょっといいかなという部分もあり、しかし総合的にこっちの方がいいかなという気もして、甲乙付けがたいところです。

| 音楽 | 10:44 PM | comments (0) | trackback (0) |
ウォードを増やしてみようかなと考え中
ヨーロッパ在来の藍染料原料であるウォードを数年前から細々と植えて観察しておりますが、ちょっと量を増やしてみようかなと考えております。

こちらはプランターに植えているウォード。
ウォード
冬にこのくらいの状態だと春になったら上にぐんぐん伸びてあっという間に大きな植物になります。
ウォードの成長っぷりについては下記をご参照ください。
http://www.cad-red.com/blog/jpn/index.php?e=1132

ふと気が付いたら、ザクロを植えていたところに密集してウォードらしきものが生えていました。ちょっと怖いっすね。種は落ちる前に集めて取っていたつもりでしたが。
ウォード

ちょっとまばらに植え直してみます。
ウォード

ウォードはこのように東北の環境によく馴染んでいますが、問題はウェルドです。
↓こちらの種を何度も撒いているのですが、全く発芽しません。
ウェルド
楽天のショップで買ったのですが、これは無理だと諦めることにして、鳥越さんが海外で何か買うというので、ついでに海外ショップのウェルドの種を注文してもらっております。


| 家庭園芸 | 11:21 PM | comments (0) | trackback (0) |

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