2011,09,14, Wednesday
庭に植えていたワタを度々ブログでご報告していましたが、ついに綿らしきものが形成されておりました。
![]() このようなものが3個ほど採れました。 ![]() これを捻って縒れば、綿糸になり、その綿糸を織れば、綿布になるというわけなのですね。画材の本などでは、一口に麻布、綿布と言及されたりしておりますが、素材から考えると、なかなか強烈な違いがあるものです。ちなみに亜麻の方は萎れてしまって、繊維を採るには至らない様子でありますが、これは多年草版の亜麻なので、根が無事なら来年も生えてくるでしょう。しかし、繊維等に使われる産業用亜麻には1年草が使われるようなので、アニュアル版亜麻の種も入手しており、秋植えする予定であります。秋に植えると年を跨ぐので二年草というんだったかしら? それはともかく、ワタに話を戻すと、まだ、いくつか立派な実がついており、間もなくワタになりそうなので、本格的に糸撚を試すのは、それらを集めてからということにして、ひとまず、あまり状態がよくないの綿花をいじくって遊んでみたいと思います。 ![]() 開いてみる。 ![]() 綿の中には種がある。 ![]() ワタの種というのは、けっこう大きいものです。 綿を引き延ばし、ひねりを入れて、糸にしてみる。 ![]() しっかり縒ってしまえば、力いっぱい引っ張っても切れない。 ![]() ワタの状態だと、すぐにちぎれるけれども、捩ってしまうと丈夫な糸になる。カラムシの繊維でもそうだったが、これを実感するのに、ずいぶんと時間がかかったものである。あとは、長い糸を縒る場合はどうなんだろうか、という点である。紡績車みたいなものの仕組みが体験できると面白いですね。 今後、参考になりそうなURL http://www.yumeoribito.jp/know/kiso/01/01_4.html http://weaving-maru.ciao.jp/0handspuncotton1.html http://g-talk.jp/artist9.html http://homepage1.nifty.com/takumitsu/taiki/wata/wata.html |
コメント
コメントする
|
この記事のトラックバックURL
http://www.cad-red.com/blog/jpn/tb.php/998
トラックバック
|