2018,12,24, Monday
ロマネスク建築とゴシック建築について語る動画、続編を公開しました。
今回は、まずは、ランスのノートルダム大聖堂、こちらには多数の彫刻あるのですが、日本の受験用の石膏デッサンにも使われた微笑みの天使と聖ジョセフがあるそうです。受験期の石膏デッサンに使われた石膏像は古典古代かルネサンス期のものが多いのですが、それ以外の彫刻を元にしたものもけっこうあります。中世彫刻は少ないのですが、微笑みの天使、聖ジョセフは今でも予備校のパンフレットに載っているので、意外にも頻繁に描かれている模様です。私は残念ながらこれら中世彫刻の石膏像は描かず終いでしたが。動画内で石膏像の写真を表示しておりますが、画像は[石膏像ドットコム]http://sekkouzou.shop-pro.jpさんよりご提供頂きました。 微笑みの天使に関しては、私は動画の中でガブリエルの話をしていますが、あとで気が付きましたが、そこの写真、たぶんガブリエルではない方の天使だったかもしれません。おそらくミカエルでしょうか。顔が一緒なので、単身の写真では判別し難いのですが、マリア様っぽい像の隣にいれば、受胎告知的な意味でガブリエルもしれません。石膏像の微笑みの天使は厳密にどれだろうかというのは、やはり顔が似すぎていてよくわからないのですが、顔の向きで判別できるかもしれません。と言いたいところですが、胸像にするときに向きとか変えられそうな気もするのでなんとも言えず。詳しい人がいたら教えてください。そして、シャルトル大聖堂。高校美術の教科書の年表はゴシックの箇所はたいていはシャルトル大聖堂の写真です。それから、ゴシックの後、ルネサンス建築とバロック、それから、また新古典主義という具合で続いてゆくというか、様式の流れが繰り返すような感じであるところを写真を見ながらお話しております。ウィキペディア等にある画像を見ながら話すということで、割と簡単に動画が出来るかと思ったのですが、いろいろ調べることになってむしろ大変でした。勉強にはなりましたが。 |
2018,12,09, Sunday
新作動画公開しました。
模型や写真を見ながらロマネスク建築とゴシック建築の違いを説明。模型と言っても3Dパズルですが。写真はほとんどをウィキペディアから引用しておりますが、鳥越さんが動画内に逐一権利表示を付けてくれました。私は年表を作ったくらいで、動画の編集は全て鳥越さんが担当しましたが、今回はかなり大変だったのではないかと思います。例によって再生数はあまり延びないと思いますが。本動画は前編で、後編の収録済ですが、後編の編集も大変そうです。 ロマネスクやゴシックにかけては、彫刻の変化もとても面白いし、当時の政治状況も合わせてみたいところですが、本動画および後編も含めて基本的な構造について話しています。いつかは絵画の話までたどりつければと思います。 |
2018,09,29, Saturday
これまでそれほど気にしてなかったのだけれども、比較的身近にある文化財を見ておきたいな、というふうに最近とくに思うようになっており、しばらく前から気になっていた隣県山形は出羽三山に行ってみることに。主に羽黒山五重塔(国宝)を見たいわけだけれども、周辺の史跡も気になっていたのであります。あと山も登ってみたいとか。
都合、大人4人を乗せたラクティスで向かったわけであるけれども、県境の山々でも力不足を感じることもなく、気持ちよくドライブできました。室内が広くてなかなか好評だったし。タイヤ買うときや、重量税払うときに思わず愚痴ってしまいますが、しかしこのようなときは1t未満コンパクトカーより断然いいなぁと思います。ちなみに仙台方面に通勤するようになって平均燃費がだいぶ下がっていたのだけれども、田舎を走っていたら、4人乗車にもかかわらず、燃費がだいぶ良かったので、やはり信号や渋滞が燃費を大きく左右する要素なんだろうな改めて感じたところです。道中は最上川沿いだったのですが、これが最上川なのか、と関心しました。 出羽神社近くの駐車場にナビをセットして向かったので、始めに出羽三山神社と歴史博物館を見学。そこから表参道石段を下ってゆくと五重塔に行けるのだが、メンバーの体力的に無理そうだったので、五重塔近くの駐車場(いでは文化会館の駐車場)まで車で移動して、ふたたび歩いて五重塔を見て帰ってきました。そもそもこちらの駐車場から出発して、五重塔をみてさらに参道を登って出羽三山神社にたどり着くというのが通常ルートだったのかと思います。参道を歩いてみたかったのですが、それはまたの機会ということで。とりあえず、出羽三山近辺のイメージはつかめたので、もし機会があったら、一人で来て自由に歩き回りたいというところですが、なかなかそんな機会はなさそうです。とりあえず、山形県については、狩野永徳の洛中洛外図と羽黒山五重塔は見た、ということで。 ところで、車載ナビがどうも地図が古くてgoogleのナビに完全に負けているというのが気になっていたんですが、遠出したらいよいよそれを感じました。地図更新に2万円かかるんですよ。専用ナビの時代は終わってしまったなぁと。カーナビに集中したパイオニアは危機的状況にあるそうですが、そりぁそうか。パイオニアはかつでDVDプレイヤーを2台も買って愛用していたことがあって、それもいろいろ検討して考えた末に買ったものだったので、多少の思い入れもあるのだけれども。 |