ヒナゲシ
今まで全く意識してなかったけど、ヒナゲシって道路脇とか空き地とかいろんなところに生えているんですな。種が落ちる前に切ってしまわないと、どかどかと増えてしまうそうで、近所にもどっさり生えている荒れ地があった。



Wikipediaによると、英語の場合、”poppy”は「ヒナゲシ」を指し、ケシの方は”opium poppy”というそうである。油絵用のポピーオイルは、Ralph Mayer の ART TERMS & TECHNIQUESによると、...extracted from seeds of the opium poppy.とあるので、やはり opium poppy、アヘンが採れる方の「ケシ」ということですかね。

ケシとヒナゲシの見分け方であるけども、葉や茎、つぼみなど全体的に毛が生えている方が「ヒナゲシ」で、無毛または少々の毛だけなのが「ケシ」とか。



とりあえず、これは全体的に毛がもしゃもしゃと生えているので、ヒナゲシというわけですか。



あとは、ケシは、葉の根本のところが、茎をくるっと囲んでいるそうで、これはそうなってないので、ヒナゲシ。
さらに、ヒナゲシは葉の切れ目が深いとか。確かに深いですね。


| 家庭園芸 | 12:57 AM | comments (0) | trackback (0) |
ウェルド(Reseda luteola)の種を購入。
Weldという染料を最初に知ったのは、確か、D.V.ThompsonのThe Materials and Techniques of Medieval Painting を読んだときである。ウェルドのみならず、絵画材料における染料の重要性を知ったのも、この本であったけど、その後もヨーロッパの古画について研究した本や、エセル・メレの『植物染色』等イギリスの染色技法書には、Weldという黄色の染料が必ず登場し、それが何なのかよくわからなくて、長いこと気がかりだった。ここ数年でネット上の情報が大幅に増え、いろいろ検索しつつおぼろげにわかってきたことは、学名が Reseda luteola、和名がキバナモクセイソウというところである。ヨーロッパではサフランも有名だけど、それは高価で希少なので、ウェルドの方が利用頻度高かったのではなかろうかと。ちなみに、サフランの球根もうちの庭に埋められておりますが、今は休眠中で、秋頃に咲くみたいである。

で、ネットで検索しているうちに「ウェルド ダイヤーズ」という種を見付けたので、さっそく注文した。ダイヤーズということは、染色家用という意味ですか。なかなか品揃えの良い種屋さんだったので、ついでにフラックス(中国産)、フラックス ゴールデン(オランダ産)、と亜麻の種も注文。さらには、「マダー」、「ウッドラフ ダイヤース」と赤い染料の種も買ってみた。

ウェルド、亜麻、マダー

前回「亜麻の里」さんから購入した亜麻は、種がほんのわずかし入っておらず、発芽したのが3つであり、現状生き残りの小さな芽が2つ弱々しく生えているだけで、ほぼ失敗でした。種から育てるというのは、とりあえずたくさん蒔いて、生えてきたのを間引きなどして選ばれた戦士を育てるようなイメージだったが、種が少量しか入っていないと難しいものがあり、やはり成功の確率がぐっと下がる。今回購入したゴールデンフラックスを開けたら、これも歯カス程度の僅かの粒しか入っていない。マダーも、僅かの種で、よほど丁寧に育苗しないと難しそうだ。ウェルドはそこその数の種が入っていたので、これはちょっと安心した。ウェルドが買えたのは嬉しいけど、しかし今のところ全般的にこのシリーズはいまいちお勧めはできかねるということにしておきましょう。

同時に、「ハーブ&アロマ花と香りの店」さんというショップでも亜麻の種、ペレニアルフラックスホワイト(多年生の亜麻)を買ったけど、これは一般的な種商品と同じくらいの量が入っていて安心した。食用の亜麻種子は大きな袋にどっさりと入っているから、もし煎られていなかった場合、それを植えた方が数量的にずっとマシなような気がする。ただし現在は、生の亜麻種子を食用として販売するのは規制されているようである。

というわけで、ウェルドであるが、育苗に失敗しないよう、ピートモス、バーミキュライト、赤玉土などを買ってきた。
ウェルド、亜麻、マダー

育苗ポットじゃなくて、やはりプランターに植えてしまうのだが。
ウェルド、亜麻、マダー
気がかりなのは、種を蒔く時期が遅いかもしれないという点だが、日本で、あるいは東北でいつ巻けばいいかという情報はないので、やってみるしかない。

| 家庭園芸 | 11:43 PM | comments (0) | trackback (0) |
七ツ森(撫倉山、松倉山) 2011年5月
新緑のときに登ると綺麗なので、一応今年も登っておこうかという感じで、山に登ってきました。
↓この2つ。
七ツ森(撫倉山、松倉山) 2011年5月
手前は松倉山、奥が撫倉山。
ルートは、駐車場→遊歩道→撫倉→松倉→駐車場

七ツ森(撫倉山、松倉山) 2011年5月

信楽寺跡付近の駐車場に駐めて、遊歩道を延々と歩き、
七ツ森(撫倉山、松倉山) 2011年5月

撫倉山の裏側へ出て、そっちから登る。
七ツ森(撫倉山、松倉山) 2011年5月

七ツ森(撫倉山、松倉山) 2011年5月

山頂付近はこんな感じで、なかなか鋭い岩。
七ツ森(撫倉山、松倉山) 2011年5月
地震で崩れたような形跡はないみたいっすね。

七ツ森(撫倉山、松倉山) 2011年5月

次に、松倉山へ向かう。
七ツ森(撫倉山、松倉山) 2011年5月

七ツ森(撫倉山、松倉山) 2011年5月

降り。
七ツ森(撫倉山、松倉山) 2011年5月

ちなみに、6月以降は密林ジャングル状態になるので、あまりお勧めじゃないです。

| 登山・アウトドア | 09:15 AM | comments (0) | trackback (0) |
実験農園報告
敷地内に絵画材料に関わる植物を手当たり次第に植えまくってみたわけだけども、とりあえず近況を報告。

和紙の原料にも使われるコウゾ。
コウゾ
条件のかなり悪い場所に植えたにもかかわらず、それなりに育っています。
コウゾ
一本ではどうにもならないので、これから増やせないか考慮中。

近くにもう一本植えていたのだけど、そちらは枯れてしまった。
環境的にはほとんど同じ条件のはずだけど、まぁ、人間だって同じ条件で、同じに育つわけでもないですからなぁ。

コナラ
コナラ
ナラっていうのは、ふだんは大きく育ったものばかりに目がいってしまうけど、まだ小さい奴はこんな感じなんですね。

ミズナラ
ミズナラ

山で拾ってきた、小さなナラも植えてみたんだが、ちゃんと生きているようである。
ナラ

ヌルデ
ヌルデ
植える場所がなくて、仮としてこんなところに置いてあるのだが、ちゃんと芽が出ている。
ヌルデ

アイはぐんぐん育ってますな。
タデアイ
ある程度育ったら、路地に移植したいところであるが、この様子だとそれなりの量を採れるかもしれません。

ラベンダー
ラベンダー
スパイクラベンダーじゃないないですよ。

ベニバナも順調に伸びている模様。
ベニバナ

| 絵画材料 | 11:44 AM | comments (0) | trackback (0) |
東北新幹線が復旧したので
いろいろ困った事情があって、急遽東京に行ってきました。

東北新幹線は4/29に全線復旧、同じく4/29に営業再開したJTBトラベランドにて、出発前日に新幹線と宿泊込のパックを申し込んで行ってみましたが、世の中なんかもうすっかり日常って感じですなぁ。

宿泊は京王プラザホテル新宿。立派そうなホテルで、素の宿泊代は一泊3.7万円とあるけど、パックだと往復新幹線代(2万円ぐらい)と宿泊費込みで3万円なんですな。
窓から都庁が見える。
ホテル

ホテル

部屋はLANポート付きでして、このようなときのために購入したT91MTをさっそく使ってみるのであった。
T91MT

ブラウザを立ち上げると、最初にホテルのページが表示されるんですなぁ。あと、2ちゃんねるは閲覧不可だった。T91MT、ブラウザを見ながら調べ物するという目的では、なかなか役に立つけど、これで文書作成は厳しい。ニコニコ動画を見ただけという結果に。

最近、植物に対してやたら興味がありまして、目黒駅または白銀台駅近くにある自然教育園に寄ってみた。
↓すごいっすね、ここ。
http://www.ins.kahaku.go.jp/

↓こんなに巨大なコナラが。
自然教育園

| その他 | 07:42 PM | comments (0) | trackback (0) |

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