纏向古墳群を後にして、山辺の道を北に向かって歩き、柳本古墳群を目指す。
途中たくさんの古墳を見たのだけれどもキリがないので割愛。歩けば古墳に当たるという感じだったけれども、未調査で不明な古墳も多いため、言及しづらい。
目立った史跡は垂仁天皇の皇居纒向珠城宮跡碑。

初期の大和王権の執政場所はオオヤマト古墳群、というか山辺の道沿いを移動したのではないか。
そこから近いところにある珠城山古墳群(たまきやまこふんぐん)を一応見てみる。

3つの前方後円墳から成る古墳群で横穴式石室に入れること知られる。

古墳群頂上は顔料にできそうなくらいの赤い土で出来ていました。
珠城山古墳群の上からみた景行天皇陵。あちらに向かって歩きます。

それにしてもいい景色です。
景行天皇陵、山辺道上陵(やまのべのみちのえのみささぎ)。

オオヤマト古墳群の中では最大。大きいですな。しかし、河内の古墳を見たあとだと、意外だったのは東側の山から傾斜しているような緩やかな斜面に作られているというところでしょうか。これは崇神稜でもそうですが、この方が視覚的効果があったかもしれません。
一応、現状で残っている周濠は、わりと狭くてあまり美しくはなかった。
排所です。