ヒメナエアとフタバガキの種子を購入
「ジャムこばやし(http://jamkobayashi.com/)」さんというショップから珍しい種子などいくつ購入しました。
ヒメナエアの種子

日本ではまず見かけないような珍しい種子を多数販売されていますが、その中でも注目は、マメ科あるいはジャケツイバラ亜科に属するヒメナエアという樹木の種子です。
ヒメナエアの種子
ここ数ヶ月の間に琥珀やコーパル樹脂について語ってきましたが、ヒメナエアは琥珀の元となる樹脂を出す樹木のひとつです。琥珀の前段階であるコーパルも同じくです。サンプルとして、あるいは話のネタ的に欲しいと思っていたのですが、画家鳥越一穂氏が日本で取り扱っているショップを見つけて教えてくれました。現在、日本で画用に売られているコーパルは東南アジアのナンヨウスギ科のアガチス属から採れるもので、こちらとは違います。マメ科のコーパルは主に中南米、そしてアフリカのコーパルです。という話はともかくとして、ヒメアエアの種、写真は種袋の状態らしく、これを割るといくつかの種子が入っている模様です。蒸れた足の臭いがするという噂ですが、現状では無臭です。開けたら足の臭いがしてくるのでしょうか、蒸れた足の臭いのジャムとか作れるのでしょうか?

そして、フタバガキの種子。
フタバガキ科の種子
納品書によれば、大きなものがDipterocarpus obtusifolius、小さなものがShorea roxburghiiと記されています。ダンマル樹脂は主に東南アジアのフタバガキ科shorea属他から採るそうで、こちらはダンマル樹脂の話のネタにでも、ということで。厳密にこの種子がなる樹木がダンマルの原木ではないかと思いますが、このような羽の生えた種子を出すフタバガキ科の植物から採れると考えてよいかと思います。そもそも現地で採取される段階で厳密に管理されているようなものではない様子なので。

他には、静物画のモチーフにならないかと思って、乾燥ザクロを買ってみました。
ドライザクロ
枝まで付いていて、いい雰囲気です。生の果物は、モチーフとして管理するのが大変、というか、比較的短期間で描かなければなりませんが、乾燥ものでしたら、じっくり、あるいは何度も繰り返し使えます。人物像もミイラを描いたらどうかと言おうかと思いましたが、小物と違ってむしろ管理が大変そうですね。

ティカポッドという種を買ってみました。
ティカポッド
これは、モチーフになるかどうか、よくわかりません。インテリアにはよいかもしれません。

シナモン
シナモン
この状態のシナモンは格好良いですね。これはモチーフになりそうです。

| 絵画材料 | 07:13 PM | comments (0) | trackback (0) |

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