水蒸気蒸留について(改め)
前回投稿した水蒸気蒸留についてのエントリーは、いくつか問題点を指摘されましたので、書き直すことにします。

いろいろと画材の実験をしてきましたが、残された課題として非常に気になっているのが、「蒸留」です。

油彩画で使用する揮発性油は主にテレピン、ペトロール、スパイクラベンダーオイルですが、そのうち、テレピンとスパイクラベンダーは水蒸気蒸留によって抽出されると、どの本にも書いてあります。ペトロールの方は石油系ですので、原油から大がかりな装置で「分留」されるのだと思いますが、その件は後回しにして、まずは「水蒸気蒸留」です。

三省堂 大辞林では以下のように説明されています。
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水にほとんど溶けない物質に水を加えたり水蒸気を吹きこんだりして,水蒸気とともに物質中の揮発成分を蒸留すること。それぞれの物質の沸点より低い温度で蒸留できる。植物の精油などの分離・精製に用いる。
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スパイクラベンダーはだいぶ前から庭に植えているのですが、冬ですから、あまり状態はよくありません。
松脂(バルサム)から、テレビン油を蒸留したいと考えています。

蒸留器が必要になるのですが、実は自分でも完全にすっかり忘れていたのですが、数年前に買ったことがありました。
http://www.cad-red.com/blog/jpn/index.php?e=820
これを使ってやってみたいかと考えています。

もし、手近な道具を組み合わせて蒸留器を作るとしたら、以下のような装置が、なかなか素晴らしいんじゃないでしょうか。
■卓上ハーブ蒸留器の作り方
http://homepage3.nifty.com/jubus/Cgrof/Cgrof.html

なお、先だって、水蒸気を使わない蒸留をやってみたいかなとも考えています。例えばワインからエタノールを蒸留するとか。
↓のような感じで。
■枝つきフラスコを使った蒸留 01
https://www.youtube.com/watch?v=vNx-mrQlKKQ

| 絵画材料 | 10:50 PM | comments (0) | trackback (0) |










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