鉛白手練り用メディウムを調合する
以前、鉛板から生成した鉛白、試しにポピーオイルだけで練ってチューブに詰めておいたのですが、それから数ヶ月経っておりますので、油と顔料もよく馴染んだ頃かと思いまして、使ってみることにしました。

すこし油が多かったようにも思いますが、極端に油が分離してるということもなく、よく馴染んでいて滑らかな使い心地です。粒とかダマとかゲルとかもないようです。
市販のチューブ絵具と違って、描画用メディウムを加えなくても丁度いい柔らかさなので、やはり樹脂やら助剤を加えておけばよかったかなと思いました。そしたらもうそのまま使える高効率の絵具になりましたので。

私は現在冬休み中なので、以前生成した鉛白をせっせとチューブ絵具化しているところです。


まずは鉛白手練り用メディウムを調合しました。

ホワイト用なので、ポピーオイルがベースとなっておりますが、耐久性の保険のため、スタンドリンシード油が3割という構成になっております。他に少量のバルサムと軟質樹脂、微量の蜜蝋が添加されています。あまりいろいろ混ぜたり、乾燥性を高めるとチューブ内での保存期間が短くなりそうなので、その辺はかなり遠慮して調合したので、理想のメディウムというふうなものではありませんが、実用的で、一定の耐久性と保存性があるようにという感じです。

| 絵画材料 | 09:16 PM | comments (0) | trackback (0) |










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