2012,09,30, Sunday
染色用にステンレスの寸胴鍋を購入。
![]() 18Style8(ステンレス) キッチンポット / 寸胴鍋 板ハンドル手付 26cm(送料込みで六千円弱ぐらい) アルミ鍋の方が若干安いのだけれど、鍋の材質が媒染剤のように作用して色に影響するような話を聞いたような気がして、ステンレス鍋に。 そんなわけで、さっそく五倍子(ヌルデの虫瘤)染めをやってみたけど、なかなか悪くない染まり具合です。 ![]() しかし、その後、なんか手首にイボみたいなのがいっぱい出てきて、すごく痒い。 ![]() これはもしかして、ウルシかぶれであろうか。 ヌルデはウルシ科であって、見た目もウルシにそっくりだけど、ウルシより原因物質がずっと少なく、よほど敏感でないと通常はかぶれたりなどしないということである。 以前、ヌルデを植えていたことがあったけれども、全く平気だった。 http://www.cad-red.com/blog/jpn/index.php?e=1004 これまでヌルデの虫瘤を使ってかぶれるということは全くなかったのだけれども、今回はちょっと来たような。 たぶん、体調が優れなかったとか、たまたま傷があったとか、暑くて毛穴が開いていたとか、いろいろあるのでしょう。 仮にウルシかぶれだった場合、日が経つにつれて、被害が拡大するおそれもあるので、薬局でいちばん強いステロイド系軟膏を購入。 ![]() これで症状が治まってくれるといいのだけれども、もっと悪くなって顔まで腫れてくることもあるようで。 まぁ、ヌルデなので、それほどでもないとは思うが。 しかし、ウルシにかぶれるという経験も、これはこれで体験してみたかったので、しばらく様子を観察してみることにしよう。 |
2012,09,15, Saturday
日本リノキシンさんより以下の品々を購入。
まずは、Violin Varnish (Dargons Blood Red) ![]() ちゃんとしたヴァイオリン用ニスと自作したニスとの比較をしてみたい思って注文。 古吉弘先生からは、以下のものはどうですかとご連絡頂きました。 http://www.ebay.de/itm/Geigenlack-Rezept-von-1710-Antike-Geige-Bernstein-Lack-100ml-Schellack-Violine-/330763584427?pt=Streich_und_Zupfinstrumente&hash=item4d030bc3ab リノキシンオイルH、リノキシンG(アルコール性)、リノキシン80(油性リノキシン) ![]() リノキシンについては、下記のURLを参照ください。 ■リノキシンについての解説 - 日本リノキシン http://www.nlinoxin.co.jp/sub1.htm 解説を読むぶんには、アルコール性のリノキシンG以外はもしかしたら、油彩画の画用液に少量添加して、描画用ニスの透明感増強にならないだろうかと、思わず考えてしまって、各種注文させていただきました。そんな使い方をされても、販売されている方は困るかもしれませんが。しかし、これと日本画顔料屋さんで売られている真性コチニール顔料を組み合わせてグレース技法に使いたいなと。 ドラゴンズブラッド(麒麟血)塊状 ![]() 以前、香料店から購入した安い麒麟血では、ほとんど赤い色を抽出できなかったので、改めてちゃんとしたお店から購入してみることに。 ヴァイオリン制作用の商品であるからして、きっと色が出てくれるんじゃないかと。ちなみに100gで7000円也。 ドラゴンズブラッドに関してはいろんな疑問があったのだけれども、後述の解説書を読んでいろいろ納得しました。 ドラゴンズブラッド粗製品も購入。こちらは1500円 ![]() なんと、ガルナットも取り扱っていらしたので、合わせて注文させて頂きました。 ![]() どこで買ったらいいのかさっぱりわからなかった品でして、ついに入手できたというところでしょうか。ちなみに、日頃からナラの木を眺めて歩いているのですが、未だに虫瘤を発見したことがないです。 とりあえずは、これでインクなど作ってみようかなと。黒いインクにするには、鉄が必要ですが、鉄として何を使うかという点でも試験のバリエーションがたくさんありそうな。うまくいったら全部買い占めたいと思いますw 『ヴァイオリンニスの作り方』というガイドブック800円も購入。 ![]() これは素晴らしいです。 天然樹脂に関しては、とくにマイナーな樹脂など、絵画材料系の書物では、実際に使用して書かれたのかどうかという微妙な記述であったり、またはすっかり使われてない材料について書かれてあるわけで、それと比較すると、ヴァイオリン用ニスについて書かれた書物は、ずっと具体的な記述であるような印象を受ける、というか、疑問だらけだった部分がだいぶ解決しました。と言ってもまだまだ疑問は尽きないのですが、特にコーパルの種類の違いなど。なお、レーキ顔料の作り方という箇所があったので、そのうちやってみたい。 |
2012,09,02, Sunday
絵画用ニスについての勉強を目的に、ヴァイオリン制作の本に目を通していたら、実際ヴァイオリンを組立ててニス塗りなどしてみたくなってきたので、以下の商品を買ってみた。
ホスコ バイオリンキット V-KIT-1 税込定価15,750円 ![]() 中を確認してみたけれども、すでにパーツはほとんど成型されている。僅かに削るなどの調整を覗けば、接着するだけで、ヴァイオリンができそうな感じである。実売価格は1万円強ぐらいなので、品質について不満を言うのは無粋な感じかなというところである。 ![]() ヴァイオリン制作の本、いろいろ読んだ話を先日したけれども、文中に各部品の名前がいっぱい出てきて、それがいまいち憶えられないし、とくに自分に必要な知識でもないので、適当に読み飛ばしてみたりもするのだが、試しに一個楽器を組んでみたら、各部名称も憶えて、ヴァイオリンの構造も大凡把握できて、本を読んだり、音楽聴いたりするときにもちょっと楽しみが増えそうに思ったわけである。 これが「力木」というやつですな。 ![]() というふうに憶えていきたいかと。 練習用として、ウクレレ製作キットも買ってみました。 ![]() こちらは小中高向け教材なので、¥1480と割安である(値引きしてもらって、1コ¥1300ぐらいだろうか)。 値段の割りに意外としっかりしているような。 ![]() ヴァイオリン族の楽器と、ギターなどの他の弦楽器では、なぜかニス、というか塗装が全く別な感じで塗られるので、ウクレレでヴァイオリン用ニスの予行練習は普通ならできないところであるけど、べつにヴァイオリン用のニスを塗って駄目ということもないだろうから、まずは、このウクレレでヴァイオリン的に楽器制作を練習してみよう。 |
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