宮城県丸森町の台町古墳群を見る。
宮城県丸森町の台町古墳群を見てきました。
先日、市毛勲(著)『朱の考古学』を読んだ話を書きましたが、同書に「赤彩色の施された人物埴輪の最北は宮城県丸森町台町古墳である」とありまして、それを読んでから、なんとなく行ってみたくなりまして。ちなみに、埴輪自体は東京国立博物館蔵です。あと、古い本なので、事実関係は更新されているかもしれません。なお、私は宮城在住ですが、丸森町に行くのは初めてのような気がします。

台町古墳群へ向かう方法ですが、ちょっとわかりにくいに感じなので、古墳へ向かう小さな通りに入る角のところに(有)山正タクシーさんという会社があるので、そこをナビにセットするといいんじゃないかと思います。細い道を進むと「台町古墳群遊歩道入口/駐車場」という小さな標識があるので、そこに入ると車数台駐められそうな未舗装の駐車場があります。


案内板を見まして、遊歩道に入ります。


けっこう森の中を進む感じです。

手入れされている感じではありましたが、夏に行ったらきっと植物やら虫やらヘビやら多くなりそうな予感がします。ちなみに野生の兎が跳びだして来てちょっとびっくりしました。

しばらくすると遊歩道沿いに古墳の標識がちらほら見えてきます。

非常に小さな盛り上がりも古墳のようです。森の奥にも盛り上がったところが見えたりしています。

主墳とされる前方後円墳です。


前方後円墳は、この一基だけであとは円墳のようですね。


その奥にある1号墳も円墳としてはなかなかの大きさでした。円墳部分に限ればこちらの方が大きいとも言えます。


ちなみに近くには阿武隈川が流れています。集落ができるのは川の近くなので、古墳群も川の近くですよね。大和町のささやかな古墳群も吉田川沿いですし。

車で数分の距離に齋理屋敷がありましたので、そちらも見学してきました。

通りに面した入口の写真ばかり見てたので、そこがメインかと思い込んでおりましたが、中に入るとたくさんの建築物が残っており、展示品も充実しておりました。この辺りにもなると、白石の鉱山にも地理的に近いこともあり、帰りの道中に海緑石が落ちてそうな場所はないかなと思ってたりしましたが、道路からはわからんと言えるでしょう。

| 史跡・古墳・名所等 | 08:30 PM | comments (0) | trackback (0) |
陸奥国分寺阯
史蹟「陸奥国分寺阯」を訪れてみました。同じく県内の古代の遺構である多賀城跡は何度も訪れているのだけれども、こちはらは初めて行ってみました。外国とか関西の史跡は熱心に行ってみたりしたものですが、気がつくと県内のものをそうでもなかったという反省もあるのですが、残りの人生で踏破してゆきたいと思っていたりするところではあります。陸奥国分寺自体は確か奈良時代の遺構でして、当時のものは残ってないと思います。
↓は金堂跡。


七重塔跡。


遺構全体図。


現在、国分寺跡に現在在る陸奥国分寺薬師堂(1607建立、重要文化財)が鑑賞のメインでありましょう。


陸奥国分寺本坊には昭和57年築の大塔(多宝塔)があるということで、こちらも観て来ました。

近くで見ると圧巻です。フジミの多宝塔をもう一度作りたいと思っておりまして。龍寶寺(仙台)にも多宝塔があるそうなので、そちらも見に行きたいところです。法華経の見宝塔品の圧倒的なイメージを読んでみてからは、なかなか興味深い建物なのですが、多宝塔と大塔の違いが自分には今でもよくわかりません。構造や大きさかと思っていましたが、陸奥国分寺本坊のwebサイトの開設では、法華経の通りに釈迦と他法如来が居るものが多宝塔で、大塔は大日如来であるとのことなのですが。

他にも近隣の史跡を訪問したいと思っていたのですが、記憶が混濁しそうな恐れがあったので、この日は大人しく帰宅しました。最近、ラクティスのハンドルを革巻きにしてみたいのですが、説明書をよく読まずに間違った取り付け方をしてしまって微妙に失敗してるのですが、失敗したにもかかわらず、なかなかの握り心地で運転が楽になった気がして、出かけるのが楽しくなっているところでもあります。考えてみれば、ハンドルは車的にはヒューマンインターフェイスの要でありますから、握り心地は最重要でありますな。何か工夫できないか考えてみたいところです。

| 史跡・古墳・名所等 | 10:40 PM | comments (0) | trackback (0) |
平泉を観てきました。
最近、集英社版 日本の歴史(7)『武者の世に』読み、それから木暮正夫著『火の鳥伝記文庫 奥州藤原氏四代 黄金の王国平泉』を読みましたが、そうこうしているうちに、ここはひとつ平泉に行っておきたいと思いまして、さくっと行ってきました。東北自動車道に平泉スマートICができたようで、非常にアクセスしやすくなっておりまして。ちなみに高速道路に乗るのは久々でした。そもそもコロナ禍以降、県外に出たのも久々であります。1500ccラクティスは高速に乗るととてもいいですな。1500ccモデルにはスポーツモードがありまして、そちらに切り替えて走行すると、ぐいぐいと余裕な感じで走れるというか、アクセル操作に対する反応が良くて、やはりコンパクトカーに1500ccというのは立派なものです。大和町から出発して中尊寺駐車場に1時間弱で到着しました。普段の通勤にかかるのと同じ時間で到着してしまうとは...

というわけで、ついに金色堂を観ることができました。


ところで、中尊寺の一番奥にある能楽殿がなかなか立派な舞台で、ここで何か舞台を観ることができたらいいなと思わんでもないです。8月にあるようですが。


その後、毛越寺、観自在王院跡も訪れて帰還。

| 史跡・古墳・名所等 | 08:59 PM | comments (0) | trackback (0) |
フジミ模型 1/100 出雲大社完成
フジミ模型の1/100 出雲大社、完成しました。
出雲大社
汚しを入れ過ぎて暗くなってしまったのが反省点です。説明書指定のカラーより明るい色を塗ってからウェザリングするとちょうど良くなるかと思います。指定色はウッドブラウンでしたが、神社建築は白木で建てられることが多いので、タンや甲板色でスプレーした後に、ウェザリングで経年の黒ずんだ感じを出すと、リアルな状態に近いのであろうと思います。あと、銅の腐食した状態をどれくらい緑に寄せるかというのも気になるところですが、今回はゴールドとオリーブグリーンを交互に吹いてごまかしました。このあたりは、遷宮からどれくらいの年数が経っているかによって、見た目がだいぶ変わるかと思います。実際の色を再現するだけでなくて、形態を認識しやすいような、教材的な塗装というのも探ってみたい気がします。

建築写真集や論文、古代史の書籍、出雲大社に関するDVDなど、いろいろ見ながら制作したので、とても勉強になりました。ただ勉強すると頭に入ってこないような部分も、模型を作りつつやると頭にするする入ってきて、しかも忘れ難いというのを感じます。あとは現地で実物を見られれば文句なしですが、今は個人的な旅行は控えて、模型で代替えしておこうかと思います。
出雲大社
非常に大きなキットなので、時間がかかりました。もっとも、このくらいのサイズ感がないと、出雲大社ではないという気はしますが。写真では伝わらないと思いますが、実物が目の前にあると、すごい迫力があります。キットは細かいところまで再現されており、説明書は部材の名称まで解説されていたりと、日本建築の勉強になりました。このキットの原型制作者はさぞかし研究の上で作られたのでありましょう。とはいえ、模型に関しては、今後は控えめなサイズのものを買おうかな、という気分です。

4枚目は1/100薬師寺東塔との比較です。
出雲大社
出雲大社の檜皮葺屋根の厚さが際立ちます。

| 史跡・古墳・名所等 | 11:22 PM | comments (0) | trackback (0) |
出雲大社 制作記1
目下私は春休み的な状況下にあり、いろいろ学ばねばならぬことが多々あって、せっせと勉強に励んでいるのですが、現在はフジミ模型の1/100出雲大社を組み立てております。なかなかこれが感動的なくらいに勉強になります。神社建築の各部の写真など、かつてこれほど熱心に観察したことはありませんでした。ちなみに昨日は『NHKスペシャル 遷宮 二つの遷宮 ~伊勢と出雲のミステリー~』というDVDを見たほか、ちょっとむつかしい学術的な本も注文してあります。

それにしてもこの出雲大社、1/100スケールということもあって、パース数、パーツの大きさ共に未だかつてないくらいのサイズ感です。1/100興福寺五重塔のもけっこう大きかったのですが、各パーツのサイズはさほどでもなく、上方にスリムに延びてゆく塔であったので、あまり大きさは強調されていなかったわけですが、それと比較すると出雲大社というのはやはり巨大さが際だっております。ある程度割り切って、さくさく進めていかないと途中で挫折する予感がします。というわけで、色に関してはあまり深く考え過ぎずに基本的に説明書の指示に従うことにしました。
↓はマニュアルの指示に従ってウッドブラウンをスプレー缶で吹き付けたころです。
出雲大社
大社本殿の写真を観察すると、元は素木で作られたものが経年によって黒ずんでいるように見えますので、甲板色のような明るい色を塗り、その上にウェザリング塗料を何度も重ねて経年色を表現すると実物に近くなるのでは、という考えもあったのですが、何しろ表面積のあまりの大きさの為に全体を丁寧に処理するのは難しいだろうと断念しました。スプレー缶1本でこのくらい塗ったので、無事塗り終われたかと安心していたところ、屋根の下部に当たる大きなパーツがいつくた残っていた事に気がつきました。1本で足らなかったというのはなかなか衝撃です。

出雲大社
台座部分はプラスチック感を緩和する為にタミヤの「情景テクスチャーペイント 路面ライトグレイ」を数回塗布した上で、ロイヤルグレイを吹いた後に軽くウェザリングをしました。本当なら、ブライブラッシ技法にて各石などの色味を変えてゆきたいところなのですが、面積が大きい為にここは妥協して、この程度に留めておきたいと思います。

力を入れるべきは、出雲大社の大きな特徴とも言える檜皮葺の厚い屋根でありましょう。パーツには檜皮葺のモールドが彫られてあり、これに塗装するだけでもいけそうではありますが、ちょっと年数の経った檜皮葺特有の柔らかみの感じられる表情を極めたいと思い、「情景テクスチャーペイント 路面ライトグレイ」を何層も塗ってみました。
出雲大社
しかしパーツの接着部分の隙間がどうしても凹んでしまうので、タミヤパテを注文したところです。ここの美しさが出雲大社最も重要な部分ではないか、そして実際の遷宮の際などにも重要な部分になるところではなかろうか、と思うようになってきたのですが如何でしょう。

| 史跡・古墳・名所等 | 11:17 PM | comments (0) | trackback (0) |

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