2016,11,29, Tuesday
ヨーロッパナラのドングリを集めてみました。
![]() いつだったか忘れましたが、しばらく前にイングリッシュオーク(ヨーロッパナラ)を植えてましたが、ついに今年ドングリがなりました。けっこうなっているなぁと思って眺めてましたが、基本的に自然に落ちたのを集めたので、結局無事に拾ったのは↓ぐらいの数で終わってしまいました。運がよければ、これを土に埋めて増やしてみたいところです。 オークと言えば、なんと言っても、ウィスキーやワインの樽の材料となる木です。ワインの琥珀色、ワインの渋味などオーク材に含まれるタンニンによるものであり、私にとっては非常に重要な樹木でありますが、それ以前に、やはり西洋絵画の支持体だったということで植えてたんですけどね。 ![]() 葉も紅葉し始めて、この独特の形状、色合いの葉も絵のモチーフに使えそうだと期待していました。 実はもうちょっと大きめの葉ができると思っていたのですが、少々小ぶりのものが密集している感じです。これは夏のうちに葉を間引いておいたすると大きくなるんでしょうか? とりあえず、洋梨の隣に置いてみました。 ![]() |
2016,11,24, Thursday
ダンマル、コーパル、バルサムについて語る動画シリーズを展開中ですが、この前は鳥越さんのメディウム調合実演を紹介しました。そして再び私の方にバトンタッチして、樹脂について延々と解説します。興味のない方には大変申し訳ない内容ですが、少なくともこのブログの訪問者の方は、そんなことないと思いますので、堂々とご紹介したいところです。
■ダンマル、コーパル、バルサムについて語る動画 #4 テレピンには溶解しないマニラコーパルが、実はアスピック油に常温で容易く溶けてしまうという話をしております。これが活用できれば、黒いコーパルを使わなくてもよくなるかもしれません。とは言え、そのようにして画用に使っているという話を聞いたことがないので、はたして良いのか悪いのか、今後検証してみたいところです。その他、ダンマル樹脂の発生樹木などについて語っております。どのような樹から採れるのか、そして名称の混乱などもまとめています。 ■ダンマル、コーパル、バルサムについて語る動画 #5 前々から思っていた事をいろいろ述べています。コーパルは宝飾品の世界では半化石樹脂といわれているが、現在ニス用に流通しているものは東南アジアからの現生樹脂ではないか、20世紀の技法書で絶賛されているコーパルは、アフリカのコーパル、とくにコンゴコーパルのことであって、東南アジアの現生樹脂の話ではないんじゃなかろうか、などについて語っております。画用コーパルについて考える上では、非常に重要なことなのですが、滅多に話題になることがありません。私としては一連の樹脂動画の最重要回だと思っています。 ※私が語ったコンゴコーパルの話は、ほぼ同様の内容がnatural pigmentsのwebサイトにも記述されていました。 http://www.naturalpigments.com/art-supply-education/congo-copal/ |
2016,11,21, Monday
何もかも一段落したところで真夜中にベートーヴェンの交響曲全集を聴きながらウィスキーを飲むのが日課です。実際は何も一段落などしてないことが多いのですが、しててもしなくても夜中にちょっとは飲まねばなりません。ちなみに、ちょっと前まではブラームス、ワーグナー、ブルックナーあたりを長年聴いてたのですが、現在はもっぱらベートーヴェンです。クラシックファンは一周すると、モーツァルトやベートーヴェンに戻ってきてしまう傾向があるようですが、私はベートーヴェン派だった模様。
生徒さんがレザークラフトのコースターを作ってくれました。たいへんありがたいことです。 ![]() レザークラフト第1作目の初作品ですが、カービングがなかなか素晴らしい出来映えです。私もレザークラフトはやったことがなかったので、手探りで道具など集めてアドバイス等していましたが、やってみればなんとかなるものです。染色も手探りであり、私ももっとよく勉強したいところですが、作品を実際に私の部屋に置いてみると自然な感じでした。コースターらしくない形状をしておりますが、これは私の要望です。グレープフルーツジュースとウィスキーを混ぜて飲むのが好きなので通常の丸いコースターではサイズが足りないとか、薄暗いところで飲むので、ちょっと広い方がいい等の理由。 ![]() こうやって配置してみると、絵的にけっこういい雰囲気になっています。これはなんかすごく格好いいんじゃないでしょうか。ウィスキーの琥珀色とコースターの色が調和していると思います。ちなみに、絵を描くときの照明は昼白色系統に照明の色を合わせていますが、それ以外の時間は電球色にして過ごしています。照明と合っているとも言えるでしょう。コップは百均の小さなグラス。小さいコップに少しつぐのを繰り返すのが好きです。大きめのグラスにたっぷり注ぐとなぜかテンション下がります。ウィスキーは正確にはバーボンウィスキーで、ちょっと癖のある香りがありますが、そこがよいところです。グレープフルーツジュースはちょっと苦みがありますが、そこが他のジュースと替えられないところです。なお、写真ではグラスにウィスキーが入れられており、そこにグレープフルーツジュースを入れるかのような構図になっていますが、よくわかりませんが、グレープフルーツジュースを先に、ウィスキーを後に入れた方が美味しくなります。気のせいでしょうけど。 百均のグラス売り場で、耐熱ビーカーが並んでいたのですが、私は実験好きなので、これでウィスキーを飲むというのはなかなかよろしそうな予感がして買ってきました。 ![]() 百均製品なのに耐熱ビーカーと表記されているので、実験にも使えるのでしょうか。加熱実験中に割れたら大惨事ですが。しかしビーカーは普通に飲みづらいし、みすぼらしい気分になってくるので、あえて選ばなくてもいいように思います。なお、ウィスキー自体は冷やさないので、結露することもないし、必ずしもコースターが要るわけではないのですが、まぁ、雰囲気的に大事です。 ワインは最近は専らチリワインばかりで、写真に載っているのだけひたすら飲んでます。 ![]() スーパーで600円くらいで買えます。甘さ、酸味がほとんどなく、ただ渋いだけのワインですが、なぜだか非常に飲みやすいのです。ボトルのラベルには「カベルネ・ソーヴィニヨン」と書かれていますが、これはワイン用ブドウの品種名のようです。タンニンを多く含むらしく、そのため渋味のワインになっているのでしょう。「甘党」や「辛党:などとよく言いますが私は「渋党」と言えます。渋柿もそのまま食べてみたいところですが、渋柿を食べるとうんこが出口で詰まるという噂なので自重しています。私はワインは冷蔵庫で冷やしておくので、ボトルもコースター上に置くべきか、と考え中。ちなみに、ワインのときのつまみはフランスパン(バタール)です。 ベートーヴェンもめっちゃワイン飲んでたという話ですね。 |
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