2020,09,29, Tuesday
カレンダーを見たら10月は土日以外に休みがないようで、なかなか体力的に厳しい月ですな。webサイトのリニューアルをしたりとか保留になっている計画が山積みなのであるけれども。読書は体力をそれほど必要としないので、淡々と進められるけれども、植物の手入れとかは忘れがちになってしまうのでありしょう。
さて、メインPCのモニタの横にサブモニタを置いて、それでアニメやら映画を観たりして、ながら作業できないものかなと思いまして、Acerのゲーミングモニター VG220Qbmiifx というのを購入。21.5インチのフルHDです。Amazonで14800円でした。 21.5インチって思っていたよりだいぶ小さい。パソコンのモニタとしては大きいとも言えるが、テレビの代わりと考えるとかなり小さい。実は自室にテレビがないので、映画のDVDもPCモニタで見てたりするのですが、映画は大きい画面で見た方が断然面白いとは思うのですが、大きな画面で映画を楽しみたい気分でもない。これまで勉強不足を反省して日々インプットに励んでいるわけですが、インプットの手段として本ばかりではどうかというところもありまして、映像も見なければ的な動機でもあるので、このくらいの大きさの方がいいのであります。チラ見して画面を把握できるサイズですから。そしてモニタアーム(サンワダイレクト 100-LA029 )も注文して、メインモニタの横に設置しまして、最小限の視線移動で映像が見られるようにしております。素晴らしい。 ![]() 画面がでかいと全体を把握するのが大変なので、この控えめな大きさで映画を観る方が今はよろしいと考えることにしましょう。ちなみにモニタアームについてですが、モニタが軽いので、どのアームでもあまり問題はないような気がします。 なお、試しにブルーレイの映画(スタートレック)を再生してみましたが、こういうのはテレビの方が綺麗に再生してくれそうです。1366x768の32インチテレビの方が綺麗に映ってましたが、何か再生上の工夫みたいなのがあるのでしょう。逆にいうと本モニタは脚色の少ない映像を映しているとも言えましょう。いろいろとモードを試してレビューしたい気もするのですが、基本的に暗い部屋で過ごしがちなので、モニタの輝度を最低にして使うのがデフォルトなので、あまり映像の評価はしてあげられませぬ。ところで本モニタはゲーミングモニタを銘打っておりまして、しばらく前に買っていたPCエンジンミニ用のモニタにもならないかと思ってそれも装着してみました。なるほど、ゲームをするにはとてもいいモニタです。HDMIポートが2つあるので、その為にこの機種を選んだと言っても過言ではありませんが。ゲームに限れば付属スピーカーの音質はなかなかのものです。重低音の響きは全くないですが、中高音はとても爽やかな響きであります。PCエンジンにちょうど良い。クラシック音楽のDVDを再生するにはちょっと物足りない。いずれにしても、モニタから外部スピーカーにつなぐつもりではありますが。しかし、PCエンジンミニ、とても面白いです。なかり危険なくらい面白いと言えるでしょう。グラディウスのnear アーケードモードをプレイしてみましたが、素晴らしい出来映えです。グラディウス2もやってみました。やはり自分としては初代ファミコン~PCエンジンくらいのハードが合っているのかと思います。 |
2020,09,22, Tuesday
西洋の黄色染料の代表格のひとつであるウェルド、数年前からタネの発芽を試みつつ、なかなかうまくいかなかったのですが、今年はついに一定量の収穫があったので、それを乾燥させていたのですが、いよいよ何か染めてみることにしました。
染色方法はあまり調べておりませんが、手元にあるエセル・メレの『植物染色』を参考にしていこうと思います。本来もっと計画的にやるべきところですが、あまり丁寧にやろうとすると、やるまえにいつの間にか日々が過ぎて機会を逃してしまうことが多いので、とりあえず黄色い色が出るのかどうかを確認するくらいということで、けっこう雑な感じで進めてゆきます。まぁ、一回目は軽くやってみてそれから情報を集めた方が理解しやすいということもありまして、逆に手を付けずに文献を調べていると言っている意味がわからないということもあって、はじめはいつもこんな感じですので。 というわけで、本当に黄色になるのか、煮出してみることに。 ![]() 煮始めるとすぐに水が黄色っぽくなって、沸騰して泡が立つと、その泡も黄色くて、確かに黄色が出ている感じはしました。お試しということで15gの乾燥葉をしばらく煮てみることに。エセル・メレには45分とありましたが、30分ほど煮続けたところで煮汁も少なくなってきたので、そこで止めておきました。ほんとはもっとたくさんの量を45分煮出すとよろしいのでしょう。 そして綿布というか、たまたまあった木綿ガーゼを浸してみます。 ![]() この布は事前にミョウバンと酒石酸(8:2)くらいの割合で先媒しております。なお、エセル・メレではミョウバンと酒石酸でとあったのですが、比率などは書かれていませんでした。煮汁はかなり茶色っぽく見えるかもしれませんが、薄めた状態だと、たいへんきれいなレモン色に見えます。 こちらが染めた布を乾燥させた状態ですが、ギリギリ黄色く染まっているというところでしょうか。 ![]() 画像では白っぽく見えますが、肉眼ではもうちょっと黄色い印象でした。黄土色とかじゃなくて、確かに黄色ではあるよなぁ、とは言えるでしょう。濡れていたときはもうちょっと黄色っぽかったのですが。隣は木綿のおしぼりですが、無媒染です。いずれにしても薄いので、綺麗で濃い黄色染めるには、まだ勉強が必要な模様です。単に濃くしようとすると赤茶っぽい色になりそうな予感もしますが、顔料化するとやはり以前下記の動画で撮ったウェルド顔料のような色味になるように思われました。いや確実にそうなるでしょう、という気がします。何が問題か、媒染剤か?土地の問題か? [Medici] 染料系顔料 黄色編 https://youtu.be/6SF-aM1nJh8 黄色の植物染料はいくつか試してみましたが、キハダが群を抜いて黄色いし、染めやすいというのは草木染めをやっている人から聞くことがありますが、同意見です。カリヤスも黄色を出すには複雑な工程が必要でした。その他もそんな感じでありましょう。サフランは濃そうですが、料理にしか使ったことがないので、個人的にはキハダの凄さが際立つ印象でありますが、レーキ顔料にする話は聞かないので、耐久性等の問題があるのかもしれません。天然染料の世界において、赤や青に比べると、黄色を鮮やかに出すというのは難易度高いと言えるのではないでしょうか。 |
2020,09,12, Saturday
寝るときに枕元を照らす暗めのスタンドライトが欲しいと思ったので、アイリスオーヤマのLEDデスクライトPDL-101-Wを購入。これは白色、昼光色、電球色など色調を3種類、明るさは無段階で調整できるというデスクライトですが、電球色&最低光がとてもいい感じです。夜はずっとこの明るさだけで過ごしても良さそうな感じであります。夜は暗いのであるからして、手元の文字を見られるくらいのギリギリの明るさで過ごしていると、地球に生きているという感じがしてよろしいですな。地球で読書している感じがします。それから、安めのプロテインパウダー1kgを買っておきました。中国の洪水その他を見ていると、いずれ食料の買占めがおきる可能性はやはり少なくはないと思うのですが、穀物は米30キロ袋が数個あるというのが東北の田舎の状況なので、それ以上ため込むのもどうかという感じですが、タンパク質源として何か保存の利きそうなものを考えてプロテインパウダーがいいのではないか、大さじ一杯のタンパク質を最低限なんとならなくはないか、とか。賞味期限が切れてもしばらくは食せなくはないであろうし。日常では自分はプロテインパウダーを食すことはないのですが、このまま部屋の奥底に放置しておこうかと思いますが、それはともかくとして、暑さに負けてボヤっとしているうちに読書も捗らなかったのですが、涼しくなってきたので、キーンの日本文学の歴史第5巻を読了。本巻は鎌倉時代の王朝物語、日記文学、中世軍記物語、連歌。全巻が扱った強烈なインパクトよりは少々落ちる感じはありますが、しかし1巻読む度に読まなければいけない本が10冊は増えるような気がします。むしろ10冊で済めばいいのですが。それにしても日本文学史に限らず、日本史について読んでいると、やはり鏡物という一連の書物もチラッと読んでおかなければいかんというふうに思いまして、しかしこのようなものをじっくり読む余裕はないので、抜粋現代語訳でいきたいと思って選定中であります。いまは広く浅く全体像を、という感じに思っておるのですが。
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