竹田青嗣(著)『自分を知るための哲学入門』(ちくま学芸文庫)
読みました。
竹田青嗣(著)『自分を知るための哲学入門』(ちくま学芸文庫)

私が読んだ西洋哲学の入門書の中でもダントツでいい入門書です。この本に、学生時代に出会っていればどれほど有益だったことだろうと思うこと頻りです。今更理解したところで如何ほどの自分の人生に役立つのだろう、という気もしますが。しかし、そもそも哲学が何か役に立つのか、あるいは困難を救ってくれるのか、それすらもわかりませんが。でもまぁ、読んでいて非常に面白いことは確かであり、他のことを忘れられるだけでもいいかと思います。

大変お薦めな本ではありますが、多少はそれまでに何かしら読んだ、あるいは読もうとした経験があってこそ、本書に感心しているのかもしれません。しかし、哲学の歴史を学ぶのにあまり時間をかけるのは、確かにそれはおかしい、みんながやったらおかしい、というのも確かなことですし、手短に済ませるなら、やたら何か読むよりもをこれを2、3回くり返して読む方がいいかもしれないというふうにも思います。概要だけでも知っているのと知らないのでは大きな違いがあるような。しかし、そんなことを考えずに生きていければ、それば一番であるような気もしますが。わかりません。

ここ数ヶ月本を買いすぎたような気がしていたのですが、先月分のクレジットカードの請求額は4万円だったので、そんなに使ってもいなかったのかもしれません。Amazonのマーケットプレイなどで古書を買うせいかもしれません。価格がそれほど変わらない場合は、新品を買うべきだろうなと思います。

| 書籍・雑誌・漫画・アニメ | 12:10 AM | comments (0) | trackback (0) |










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