ヨーロッパ楢(イングリッシュオーク)の若芽がカワイイ件
昨年購入したヨーロッパ楢(イングリッシュオーク)に新芽が生えてきました。
苗の購入に関しては下記を参照ください。
■イングリッシュ・オーク(ヨーロッパ楢)を購入
http://www.cad-red.com/blog/jpn/index.php?e=1117


コナラ、ミズナラより芽が出てくるのがずっと遅れて、枯れてしまったのかと心配もしましたが、移植したばかりで根が張っていなかったせいかもしれません。

こんな感じで、芽が出始めたと思ったら(5/14)、
ヨーロッパ楢(イングリッシュオーク)

すぐにモジャモジャした黄色い葉が出てきました(5/18)。
ヨーロッパ楢(イングリッシュオーク)

で、現在はこのように(5/24)。
ヨーロッパ楢(イングリッシュオーク)
ちなみに、下の方に生えている濃い緑の葉っぱはタデアイです。いろんな植物を植えすぎて敷地が足らなくなっており、ごちゃごちゃと密生状態なので、写真撮るとき困ります。

たいへん美しいです。
ヨーロッパ楢(イングリッシュオーク)
まだとても小さい木なのに、葉がたくさん生えております。

秋になったら、購入したとき↓のような風格のある葉になっていることでしょう。
ヨーロッパ楢(イングリッシュオーク)


| 家庭園芸 | 12:22 AM | comments (3) | trackback (0) |
ウォードの成長が著しい件
ヨーロッパ在来の藍であるウォードを育てている件について、これまでも度々語ってきましたが、種を採集できたり、生葉染めをやってみたりなどして、そこそこ満足していたので、今年は新たにウォードを植えたりなどはしない予定でした。今年の冬はとにかく積雪が多く、全く地面など見えてなかったため、すっかりウォードのことなどすっかり忘れてわけですが、雪融けとともに、昨年植えていたウォードが一斉に茂りだして、そういえばこんなものも植えていたのかと気が付いた次第ですけど、どうやら枯れてしまった固体は全くと言っていいほどなかったようで、昨年在った場所には全部ウォードが生えそろっている状態です。さすがに英国に在った藍植物だけあって、冬の寒さには強いのでしょう。

で、小さな鉢に植えていたウォードがあったのですが、4月半ばには以下のように葉が生い茂ってました。
ウォード

これだけでも、なんとなく繁盛したような光景ですが、わずか2週間後には↓の状態に。
ウォード

で、現在(5月半ば)には↓こんなんなってます。
ウォード
先端に黄色い花が咲き出しました。秋植えすると翌春には先のように花が咲くのですが、春植えすると、その夏は葉が茂るばかり茎は伸びず、その翌年の春になって花が咲くようです。おそらく花が咲いたウォードは枯れると思うのですが、その辺りはもう何年か観察してみたいところです。

こんな小さな鉢のどこにこれほど成長させる養分があるのだろうかと思わずにいられません。

------ 7/29追記 ------
他の場所にもウォードを植えておりましたので、その写真も紹介します。これは6月初旬。
ウォード
遠くから見たら、その辺の土手に生えている菜の花にしか見えないけれど、一応藍植物のひとつです。

そして、6月中旬には以下のように種が形成されはじめる。
ウォード
こんな感じで、ものすごい量の種ができたので、この時点で、ウォードは全部刈り取って捨てることに。外来の雑草が町に広がってよくない気がしますので。
いずれにしても、ウォードは日本の気候に適しすぎるくらい適していると感じました。タデアイも日本の環境に適しており、タデアイより薄い青のウォードが染料として役に立つことはないでしょうけど。

| 家庭園芸 | 11:42 PM | comments (0) | trackback (0) |
西洋アカネ(マダー)の苗を購入。
西洋アカネの種を購入した件は以前投稿した覚えがありますが、幾度試しても全く発芽しませんでした、という話もしたと思います。
何度か挑戦したけれども全敗でした。

しかしふと、ネット上を巡回していたら、西洋アカネの苗が販売されていたので、さっそく購入。
手っ取り早く、生きたマダーを栽培できそうな気配がします。

購入した苗ですが、下のような感じであり、一見して日本アカネと似たよう雰囲気が漂ってます。
セイヨウアカネ(マダー)

が、両者を並べて観察してみると、随分違っております。
手に持っているのが日本アカネ、右側が西洋アカネ。
セイヨウアカネ(マダー)
日本のアカネは葉がハート型をしており、長い葉柄がついています。
西洋アカネは葉が菱形で、葉柄がない。

日本で見られるアカネは学名 Rubia argyi、西洋アカネは、Rubia tinctorum。同じアカネ属Rubiaであるけども、種が異なるというわけです。
wikipedia的には、下記のRubiaの説明の方が包括的でよろしい感じですが、
http://en.wikipedia.org/wiki/Rubia
↑に掲載されているイラストと同じ形状をしている他、さまざまの記述と一致する点が多々あり、生きた西洋アカネを植えることがついにできましたぞという喜びに満ちています。

ちなみに、地植えすると、根を掘るのが面倒なので、鉢植えにしておきました。
これだとひっくり返してポンとして、根を洗うだけで、アカネの染料素材が得られます。

マダーは、絵画に限らず、非常に重要な色材のひとつであったので、今後もいろいろ探って詳しくなっていきたいと思います。

| 家庭園芸 | 07:50 PM | comments (0) | trackback (0) |
2013年度の庭に植える植物
自宅の庭を実験場として今年もいろいろ植えてみようと思います。
新たに苗などいくつか購入したので、それも含めて、現状をメモしておこうかと。

まずは、和紙の原料として知られるミツマタ。
ミツマタ
名前の由来通り、枝が三つに分岐している。
既にコウゾは何年か前に植え始めて、成長の速さと、挿し木等による増殖の容易さを実感して、確かに紙の原料向きだと感じたもので、せっかくなので、ミツマタも植えてみるかと。

バラも購入。
サマンサ
サマンサとラバグルート各1株。

宿根亜麻7本
亜麻

昨年、古吉弘先生より頂いたブドウの苗。
ブドウ
ブドウはすっかり葉が落ちて、冬の間は生きているのかどうか、全くわからない姿になるのですが、春になると芽が出てきてほっとします。

庭に植えていた、その他のブドウも全て若芽が出始めている。
ブドウ

タデアイ
タデアイ
昨年は、花が終わった後のタデアイを刈り取る時間がなかった為、そのまま放置していたのだけど、種が落ちていたようで、新たな芽がいっぱい生えていきている。

2年前に日本茜を数本植えていたのだけれど、春になったら、1本しか生えてこなかった。
アカネ
生き残った1本だけど、今年中に根を採取することにしよう。

ミモザ・アカシアは葉がすっかり落ちて枯れているように見える。
ミモザ
生きているのか死んでいるのかわからない。
大きくなったら、アラビアゴムっぽいものが採取できるか試したかったのだが。。

ウォードは、ものすごい勢いで成長している。
ウォード
昨年植えて、葉を取って染色など試していた個体であるが、冬の間に枯れてなくなるかと思っていたけど、雪が溶けたらまだそこにあって、春になったらびっくりするぐらいのスピードで茂ってきた。今年は冬も厳しく、春になっても寒い日が続いているが、英国の藍であるウォードにはかえって過ごしやすいのかもしれない。

| 家庭園芸 | 10:20 PM | comments (2) | trackback (0) |

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