ピスタシア・レンティスカス再購入、カラマツ他購入
季節が過ぎるのは早いですね。植物を植える季節であるけれども、もう4月も終わって5月ではありませんか。気合いを入れて、買い込まなければならぬところです。

まず、昨年購入して冬を乗り切れずに枯れてしまったピスタシア・レンティスカスを再購入しました。昨年買ったときと同じ値段(約五千円)でしたが、かなり大きくなった苗が届いたので、売れずにそのままになっているのかと余計な心配をしてしまいました。これを逃したらもう二度と機会はないような気もするのでもう1本くらい買いたいところですが、やはりちょっと高いとは言えるでしょう。越冬は、軒下に置けば充分かと思っていたのですが、今年の冬の寒さは私がこの土地で経験した中でも特に酷かった、というかもしかしたら最も厳しかったかもしれないくらいだったので、あまり参考にもならないのですが。。。

そしてミモザ・アカシアも買いました。これは帰宅途中のホームセンターで売っていたので、送料もかからず、298円で手に入りました。数年前に買ってみて、やはり冬を越せずに枯れてしまったものです。本当はアカシアセネガルが欲しいのですが、それは種子を見つけて注文はしましたが、でも苗木はさすがに見つからなかったので、このミモザ・アカシアが水性媒材の代替えとなるかどうかと期待しての栽培となります。

←ピスタシア・レンティスカス →ミモザ・アカシア
ピスタシアレンティスカス
そしてカラマツの苗も買いました。
カラマツ
こちらは盆栽ショップから購入したので、見た目が非常に美しい。もう何でもかんでも盆栽屋から買いたくなってしまうほど見た目の美しさが際立っております。しかし、大きめの鉢に植えてそれなりの大きさにしたいと思います。テレピンの採取源となる松類の樹木の区別が付くように、自分の目を鍛える為に購入しております。ちなみにヴェネツィアテレピンはヨーロッパのカラマツだったかと思いますが、ヨーロッパカラマツは今のところ苗木も種も入手できておりません。今はこのカラマツを観察するとしましょう。

連休中にやりたいことは多々ありますが、植物を探し回って注文するというのは、時期的に逃しては困るので、この週のうちに意欲的にこなしてゆきたいと思うところです。

| 家庭園芸 | 10:38 PM | comments (0) | trackback (0) |
マタイ受難曲が気になってきたのです
美術鑑賞に役立つようにという意味で最近、福音書を読んでいたのですが、福音書をしっかり読んでみたら、マタイ受難曲を聴くのがとても面白くなる、という副次的な効果がありました。マタイ受難曲は印象的な大曲なので、クラシック音楽愛好家なら聴き慣れた存在であるかと思うのですが、内容について文学的に感動している人は実は少ないかもしれません。イエスの受難の流れがわかっているので、現在どのような場面でというのはよくわかるということと、その場面にどのような重要性があるのかわかることにより、特に福音史家やバスによる登場人物の台詞、言い換えれば聖書からの引用部分が急に面白くなるのです。受難曲に「面白い」という表現は変ですから、「感動する」ということに置き換えた方がいいのかもしれませんが、感動とか単純な言葉では表現できないような興味深さと言いますか、キリスト教的に表現すれば目からウロコが落ちるという感じでしょうか。マタイ受難曲はずいぶん聴いてたはずなのですが、自分は何も見えていなかったのだ、というのは痛感しました。比較的地味な存在かと思っていた福音史家の台詞(テノールによる伴奏付のオペラ風の台詞)が実は大事であったのかもしれません。そこからバスの台詞や、嘆きの歌詞が歌われるという流れでないと、どの場面もただひたすら嘆き悲しんでいるだけの歌詞になってしまいますから、なかなかすぐに共感でるというものではないであろうかと。私はリヒター指揮、ペーター・シュライアーが福音史家というDVDで見返しましたが、日本語字幕付なので台詞の和訳がでてくるのですが、そのようなDVD媒体で視聴するのがいいのかと思われます。

でもかつては、レコードかCDで聴くものであったわけです。CDで聴く場合、長大な曲なので、抜粋版のCDで聴くというのが最も一般的な視聴方法であった時代も多かったのではないでしょうか。私は急に気になって、さっそく仕事帰りに図書館へ寄って、マタイ受難曲の抜粋版のCDを5種借りてきました。しかしその中では福音史家とバスの部分を重視して文学的に選択しているCDはグラモフォンのリヒターのCDだけのようでありました。これは1958版、かつて定番中の定番と言える録音だったと思うのですが、福音史家はシュライアーではありませんが、でもちゃんと複音史家およびバスでの登場人物の台詞など、聖書的要素を含めて抜粋していあるので、その点では配慮の行き届いたCDであるのかもしれません。その後の年代の抜粋版CDは福音史家部分が全くないものまでありまして、音楽的には美しいかもしれませんが、文学的には伝わらないような気がするわけです。と言っても、マタイ受難曲については、私はまだまだ知らぬことが多いので、こうして語るのは早すぎるのですが、マタイ受難曲について論じた本は多いので、1冊注文しておきました。それからバッハにはヨハネ受難曲もあり、これも以前から何度も聴いてきた曲ですが、ヨハネの福音書をよく読んでからまた聴いてみたいというのと、受難曲はバッハ意外の作曲家のものもありますし、そちらも開拓してゆきたいということで、世界はまだまだ広大でありますな。

ところで、私は学術的な翻訳の福音書を読んでいたわけですが、新共同訳聖書も一冊欲しくなってきました。とても柔らかい口語訳的な本文であり、やはりなんだかんだで読みやすいと言えます。が、出版されている本の種類が非常に多くてどれを買ったらよいものか迷って注文ボタンがなかなか押せず。5冊くらいに分冊された分割版というのが、手に持ってページをめくりやすくて良いかなと思ったのですが、でも、聖書を読むときは引照付きでないと、聖書内の他の文書との関連がわからないので、はやり引照版を買った方がいいのだろうか。しかし引照版は紙面がごちゃごちゃして見づらいし、実際に参照したりなどもまずしないなど、考えれば考えるほど悩ましいところです。

| 音楽 | 10:47 PM | comments (0) | trackback (0) |
イマイのアーマーナイト全種入手
イマイのアーマーナイト
今はもう倒産しましたが、イマイという模型メーカーがありまして、私の世代ではマクロスのプラモデル、またはロボダッチシリーズをよく作ったものですが、そのイマイのキット「アーマーナイト」全6種を入手しました。いつ頃の製品かはまだ未確認ですが、相当古いものであると思います。ちょっと高かったですが、全6種いっぺんに入手した方がチマチマ買う手間も省けてよろしかろうかと思いまして。
イマイのアーマーナイト
西洋甲冑のプラモデルなのです。つい先日までは、こんな模型があることなど全く知らなかったのですが、youtubeで海外の模型店を紹介するという動画を見てたら、商品棚にチラっとだけ写っていて、なんだろうと思って探さずにはいられませんでした。これを制作するとなると、色など確かめる為に、西洋甲冑をじっくり眺めてみたりとかして、自然と詳しくなりそうな予感がしましたもので。ウィーンの旧王宮の博物館でしたか、甲冑のコレクションがすごくて感心したことがありますが、しかし、その違いはいまいちわからず、非常にたくさんあるというくらいの印象しかなかったのですが、細部にも詳しくなればきっとその違いがわかり、そして楽しくなる、かもしれません。今までまるで気にしてなかった分野なので、資料をどう集めたらよいかすらわからないのですが、たぶん、洋書中心になるのでしょうけれども、それはそれで楽しみではあります。金属を相手にする技術ですが、そこから何か絵画材料とも繋がるところがあるやもしれません。
イマイのアーマーナイト
それにしてもモデルとなる人物の選択など、どのような基準であるのか、謎のキットです。私としては目の付け所が素晴らしいとしか言えませんが、このようなものが市場で利益を上げることがあったのでしょうか。海外市場を意識していたのだろうか。それとも輸入品だったのでしょうか。

| 絵画材料 | 10:37 PM | comments (0) | trackback (0) |
仏教コミックス10冊読了
宮城県図書館から借りて読んでいる仏教コミックシリーズですが、また10冊ほど読み終えました。内訳は「若き日のおシャカさま」「おシャカさまと弟子たち6 ウデーナ王」「祇園精舎物語」「インドの聖地」「仏像のはなし」「日蓮の生涯」「日蓮の情熱」「六波羅蜜のはなし」「道元の生涯」「道元の世界」となります。前回借りた5冊はちょっと微妙な感想を持ってしまいましたが、今回読んだものはいずれも充実した内容でした。「日蓮の生涯」「日蓮の情熱」はいつになく作画に気合いが入っており、読み応えがありました。2冊の内容は重複している部分が多いものの、そこは復習的な意味も兼ねていると思っていいかもしれません。「仏像のはなし」は漫画というより、図像イラストによる解説に近いものですが、写真による説明よりもわかりやすいように思いました。「道元の生涯」も日蓮に劣らずの内容であると思います。などと言いつつも私は批評できるほどの知識は持っていないわけですが。それにしても仏僧の生涯系については記憶が混濁してきて、頭の中でごちゃ混ぜになってきます。別の本など読んでいるうちに整理されてくるのを期待するということにして、楽に通り過ぎるようにいきたいと思います。そしていずれ小難しい本をたくさん読みたいところ。

さて、ありがたいことに本年も仕事がありましたので、ちょっと古くなっている身の回りのものをいろいろ買い換えて更新しております。TAKA Qにて、Yシャツを3枚購入。長年利用していた仙台中山イオンのTAKA Qが閉店してしまったので、富谷で買いました。古いシャツを思い切って捨てたいと思います。まだ着られそうかな、とか考えずに捨てる方向でゆきます。そして、どう考えても使わないような変な画用液を染みこませて燃えるゴミに出したりするのです。Yシャツはあと2枚買って、それをローテーションしたいと思います。靴とか上履きとかも買い直しているので、なかなか生きるというのは金がかかるものであるなと思ったりしたけれども、リーズナブルなものばかり買っているのでたぶんあまり金はかかっていない。

そして価格の安い腕時計を2つ購入。ひとつはセイコー CURRENT AXZN048
セイコー CURRENT AXZN048
2,000円程也。私はシチズン派なのだけれども、試しにセイコーのも買ってみました。これは見た目がなかなかよろしい感じで、けっこう気に入っています。銅板っぽい色なので、銅板好きな人にお勧めです。

それからCITIZEN Q&Q QB78-212
CITIZEN Q&Q QB78-212
こちらは1500円くらいでした。メタルバンドの腕時計がひとつくらいあっても良いかなと思って、スペックを見て軽そうなのを注文してみましたが、これでも自分には重いかもしれない。クリスタルの用に輝く厚みのある盤面カバーは綺麗だけれども、実用的にはちょっと視認性が悪く、また指紋が着きやすい。でも、メタルバンドの中ではやはり軽い方であるし、見た目も価格の割にはいい感じであるし、何より妙に駆動音が静かであるし、活用していきたいところです。シチズンの腕時計は安くても本体は丈夫で長持ちするのですが、皮ベルトの劣化が早くて、下手をすると1年くらいでダメになってしまうのですが、ベルトを替えようとすると本体価格よりも高くついたり、面倒だったりで、買い換えた方が早いという問題がありますが、メタルバンドはどうかなと期待しております。

| 書籍・雑誌・漫画・アニメ | 11:40 PM | comments (0) | trackback (0) |
岩波書店『新約聖書1 マルコによる福音書・マタイによる福音書」読了
聖書をしっかり読んでみると、西洋絵画の各場面の感動がより深いものになります。あるいは絵画を見ているから聖書も感動的に読めるところもあるかもしれませんが、まぁ、両方が相互作用するのでありましょう。美術鑑賞のうえで、聖書を読んでおくべきかどうか、というのはなかなか悩ましい問題です。興味があるならば、読んでおいた方が断然よろしいでしょう。画集の解説文などを読むだけでは、その美術品から入ってくる情報量は圧倒的に少ないといえます。対象となる美術品が作られた時代でも異なるでしょう。例えば中世の修道院内で作られる写本装飾画ならば、相応の読み解く知識がなければ、ほぼ素通りしてしまうであろうと言えますし、バロック期の大衆に訴える劇的な大作ならば、あまり知らなくても、そこから内容に関心を持つような意図であったと考えれば、それもまたありでしょう。キリスト教徒ですら聖書を全て読んでいるとは限らないのですが、そもそも聖書がラテン語で聖職者だけが読めた時代も長く、その為に図像があったと考えれば、まぁ、知らない状態で、解説を聞きながら見るというのも、それはそれでいいですし。それにしても、解説などを読みつつ精読してみると、マルコ、マタイ、ルカの違いはたいへん興味深いもので、どうしても、それぞれの違いを確認しなくてはいけないような気になってしまって、なかなか先に進まないというところもあります。重複するエピソードの箇所でも微妙な違いで考えたが違うのだというところが多々あって、このようにスタンスの異なる福音書が併存しているというのは、なんとも面白いことであり、それについて考えているだけで、時間が吸い取られてゆく感じあります。さらに新約聖書を読んでいると、旧約聖書からの引用(かなり自由な引用)が非常に多いので、旧約も精通していないとやはりわからぬことも多いと言えます。旧約を通して読んだことがあるという人はどれくらいいるでありましょうか。私が目を通した旧約は、ずいぶん前に読んだ講談社「聖書の世界(旧約/新約)」全6巻なわけですが、記憶が曖昧になってきていると言いますか、そもそもその頃は内容を理解できず、記憶に留めるのも難しかったし、そもそも敷衍訳だったと思うので、改めて読み直したいところであります。聖書意外にもウォラギネの黄金伝説とか、読まねばならぬものをあげると切りがありませんが、とりあえず、聖書は基本であろうか。西洋絵画のギリシア・ローマ神話の部分は、ホメロス(またはウェルギリウス)を読んでいるかで面白さというか、親近感的なものがだいぶ違うような気がしますし、キリスト教絵画についてはやはり聖書は大事といいますか、聖書との相互作用的な感動作であるのではないかと考えているところです。

| 書籍・雑誌・漫画・アニメ | 11:42 PM | comments (0) | trackback (0) |

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