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画材&技法 全般 (3)」からの続き。


画材&技法 全般 (4)


あう

suneye さんのコメント
 (2001/02/28 06:02:38 -
E-Mail)

マヌケな書きかたをしてしまったと思ったときに一旦書き込んだも
のを削除するにはどうすればいいんですか? > SysOp


RE:あう

管理人 さんのコメント
 (2001/03/01 02:15:06)

残念ながら、まだ削除機能がないので、今のところは管理人が直接ログを修正するしかないです。御手数ですが、メールで削除したい箇所、修正したい箇所を書いていただければ、次回メンテナンス時に直しておきます。

ただし古い記事、レスが付いてしまった記事は変更禁止を原則としちゃおうかなって思います。CGIの削除機能追加も考えてますが、過去の記事を消せてしまうというのも逆にまずいかなって気もするし。当分はこの問題は保留です。

でも、そんなたいそうな掲示板ではないんで、多少の変なことは気にしなくていいですよ。「訂正」というタイトルでまた書き込んでいただいてもいいです。

今後もよろしくお願いいたします。


筆を探しています。

Sein さんのコメント
 (2001/04/22 01:20:44 -
E-Mail)

 どうも、Seinといいます。
 タイトルにも書いたように、ある筆についての疑問です。
 タッチを消したり、平滑な塗り方をしたり、絵の具を薄くのばしたりする場合に、「叩筆」あるいは「輪筆」という筆を使用するといったことが、技法書なんかに書かれています。実物の写真も載っていて、大きめのステイックのりのような形で、豚毛でできていて、筆先が平らにカットしてあるものです。
 困ったことに、読み方が分からず、近所の画材店にも並んでおらず、挙げ句の果て、店員さんに聞いても分からない。結局、入手できない。豚毛の丸筆を自分でカットすれば良いのですが、使い古しと言える程使い込んでいるものありません(というか、もったいない)。
 どうしたものでしょうか?必ずしも必要ではないのかも知れませんが、気になって仕方がありません。どうしたら、入手できるのでしょうか?どなたか、御存じではないですか?


SB筆

monga さんのコメント
 (2001/04/22 16:59:25)

多分ステンシルブラシの事だと思います。

読まれている技法書が何か分かりませんが、豚毛で丸軸で軸が短いものだとステンシルブラシです。当方も初めて見る筆の名称ですが、海外の技法書を翻訳する場合にまま言語の日本での意訳をしない場合が多いのでこうした名前になっているのではと思います。また宣伝になりますが、ホルベインでもSBという商品品番でサイズも何種類か出しています。ただ特殊な筆なのでどのお店でも取り扱いされているとは限りません。東京だとかなり大型店だと在庫されていると思います。ヨーロッパのメーカーだとラファエルとかオメガなんかが出していたと思います。自分で丸筆をカットしてしまうと筆の毛先がなくなってしまうと思います。


mongaさん、ありがとうございます。

Sein さんのコメント
 (2001/04/22 22:01:50 -
E-Mail)

 mongaさん、ありがとうございます。早速、近くの画材屋さんで尋ねてみようと思います。
 ちなみに、技法書というのは佐藤一郎さんの『絵画技術入門』です。ちょうど100ページ目の左上に写真があります。
 それにしても、ステンシルブラシでしたか。ということは、版画の道具・・・?
 とにかく、ありがとうございました。


かわもと さんのコメント
 (2001/04/23 13:41:41)

Seinさん、こんにちわ。
mongaさん、お久しぶりです。「絵の具のにおい」でお世話になったかわもとです。

 持っていた本の中に、ちょうどあてはまるような筆が載っていました。「表現技法エッセンス」視覚デザイン研究所 編の51ページ。叩いて色を置いていく時の説明が...ただ筆の名称は特に書いてなくて、ぼかし用の刷毛とあるだけ。とても太くて、束ねてそろえてある毛の部分は、上から見たら直径3センチ程の円という感じです。 

個人的には、私は「タッチを消したり...」する時、柔らかい毛を束ねてあるモップブラシを使っています。
 またステンシリング用の筆だったら、画材店よりクラフト関係が置いてある店の方が、見つかりやすいと思います。


ぼかし用の刷毛といえば・・・

Sein さんのコメント
 (2001/04/24 18:33:52 -
E-Mail)

 早速、近所の画材店で店員さんにカタログを調べてもらいました。ホルベインのカタログで、SBの項に分類されてるようです。
 話によると、発売当時は点店頭にも並べられていたようですが、購入する人が少ないために、「カタログで取り寄せ」が主ということになっているようです。

 かわもとさん、コメントありがとうございます。
 店員さんに聞いたところ、ぼかし用の刷毛として店頭に並べられているものは、いわゆる「刷り込み刷毛」というものが多いらしいです。柄の部分が竹か何かでできているものです。
 ぼかし用としては、僕が質問した豚毛のもの、上記の刷り込み刷毛の鹿毛仕様(毛が硬くて黒っぽい)と馬毛仕様(軟毛で赤茶色)のものがあるとのこと。毛の強さ(もちの良さ)は、鹿毛>豚毛>馬毛、となっているようです。


ちょっとちがうかもしれないけど、、

bonapa さんのコメント
 (2001/05/01 09:04:12)

筆の続きで、「ぼかし用」として、てん毛の扇形に作られているのもらったことあります。フラゴナールとかワトーとか、シャルダンとかも使っていた(というのが本当かどうかは解りませんが)海外のメーカーでは常時要望はあるらしく製品にラインナップされています。 日本では多分「受注発注」なのでしょうか?(てん毛じゃたかそうですね)そういえばあまりみかけないようなきもしますが。
古典技法に使われると聞きました。(海外の画材屋さん談)試しに使ったことはありますが、使いこなすにも技術がいるようなきがしました。毛足がやわらかいので、重い溶液ではべったりするからうす塗りのところを半乾きのときになでるようにしてぼかすみたいです。
以上  ちょっと Sein さんの希望には添っていないかもしれませんが。。ぼかすの意味がちがうかもしれないな、と思ったので。。


「筆」つながり...?

Sein さんのコメント
 (2001/05/06 02:05:21 -
E-Mail)

 扇形の筆というと、Y字形の所謂「ファン」のことでしょうか。「ファン」のことでしたら、確かグラフィック社(?)の油彩画技法百科に使用例が載っていたと思います。ちなみに、一応、私も持っています。もっとも、貂毛ではないですけど...
 一口に「ぼかす」といっても、方法はいろいろあるということでしょうか。


扇型筆(ファン)

monga さんのコメント
 (2001/05/07 15:53:58)

ホルベインでも「豚毛」「狸毛」「特殊ナイロン毛」の3種類を製造しています。国産ではナムラさんとかも製造されていたように思います。ただ用途が特殊なのと製造技術が難しいので生産も限られていますし、常備在庫されているお店も少ないかもしれません。本来の用途としては「ぼかし」と「グレージング」だと思います。当方の個人的な使用の感想としては「狸毛」が一番使いやすいと思います。「豚毛」と「ナイロン毛」は絵具の含みが今いちで、絵具を塗った画面をぼかすのは出来るのですが筆に絵具を付けて塗るというのは至難の技です。その点「狸毛」は軟毛ですし絵具の含みも良いので使い易いと思います。


揮発性油の比率の変更

Sein さんのコメント
 (2001/05/25 06:29:27 -
E-Mail)

 ビギナー用の掲示板に書こうかとも思ったのですが、あえてこちらに書きます。

 油彩画の大原則の1つとして、「油分の少ない上に油分の多い絵の具を重ねる」ことはみなさんよく知っていると思います。
 そこで、例えば、揮発性油の比率を徐々に少なくしていくといったことがいわれるのですが、みなさんは具体的にどうしているのでしょうか?
 テレピン等でメディウムを希釈する割合をかえるにしても、そのタイミングをどこではかっているのでしょうか?
 何か参考になる方法があれば御教示下さい。

 ちなみに、僕はまだ描画過程が確立していないため、「やっぱ、良く無いよなあ...」と思いつつも、けっこうeasyにやっています。
 


揮発性油の比率の変更について

三嶋 さんのコメント
 (2001/06/13 18:13:02 -
E-Mail Web)

Seinさん、はじめまして

たしかにこれは常識として広く知られている事ですね。

しかし実際にタイミング良く割合を変えられたとしても、普通行われている、「生の絵の具+溶き油を制作中に混ぜる」という方法では、よほど気を付けても、絵の具と溶き油の割合にむらができるため、結果的に上層が下層より油分が少なくなる部分も出来てしまう訳です。
割合を気にしすぎると、最初薄すぎ、最後は濃すぎ、思い通りに筆が動かせない、といった事にもなりがちです。

これを防げる方法の一つとして、「最初用意しておいた絵の具+練り合わせ材で直接描く」という方法があります。
詳しくは技法書「ド・ラングレ」油彩画の技術のスレッド、2000年12月12日の書き込みをご覧下さい。
正直に言うと、私はこの方法で、最初から最後まで比率はほとんど変えていません。(グラッシは別)

まあ、この方法が馴染めず、普通に描く度に溶き油(メジウム)を濃くしていくようなやりかたでも、「しっかりと絵の具が食いついてくれている」という感覚が自分の手の感覚で実感できれば十分なのではないでしょうか。
比率に気を取られるあまり自分の思い通りに絵が描けなくなる事は避けたいものです。
裏技として、上層に薄く重ねた絵の具がはじく場合は、指で擦り込むようにすると馴染む事がありますよ。(神経質な方には勧められません)

参考になったら良いのですが。


何かこう、ほっとしました。

Sein さんのコメント
 (2001/06/14 20:15:43 -
E-Mail Web)

三嶋さん、レスありがとうございます。
参考になります。

ずっと、頭の隅に引っ掛かっていたことなので、何かこう、ほっとしました。

>「最初用意しておいた絵の具+練り合わせ材で直接描く」
これは、「準備段階で」、パレットに出した市販の絵の具に練り合わせ材を「あらかじめ」練り込んでおく」ということでしょうか。

うーむ、今度は練り合わせ材を考えなきゃ…と思いつつ、おもむろに『油彩画の技術』を手にとってみたり…。

三嶋さんのWebSiteも、時々拝見させていただいています。画材の話など、参考になります。


油絵具の溶き具合とタッチ

Sein さんのコメント
 (2001/07/07 02:56:36 -
E-Mail Web)

 みなさんは、チューブから出した絵具に練り合わせ剤を加えたり、溶き油を加えたりする時、どのくらいの柔らかさにしますか?グラッシは除いてです。
 あれこれと手持ちの本をめくってみると、「トロッとした」とか「バター状」といった状態が良いみたいなのですが、よくわかりません。
 冷蔵庫から出してしばらくしたマーガリンのような状態を想定すればよいのでしょうか?
 油絵具の「コク」といわれる部分ともかかわってくると思うのですが…。
 
 次、最初の質問とも絡んでくると思うのですが、油絵具を塗る時によくいわれる、「のせるような感じで」というのが、これまた、よくわかりません。
 「厚塗り」?ではないですよね。「半厚塗り」なのでしょうか?ぼかしたりする時にも、のせる絵具の厚さは大いに関係してくるはずですし、どうなんでしょう?
 
 どちらも、結局は、自分で手を動かして、ということになるのでしょうが、何か「目安」となるようなものがあれば助かるのですが…。
 アドバイスがあれば、よろしくお願いします。


溶き具合とタッチについて

窓の鳥 さんのコメント
 (2001/07/19 12:27:32)

Seinさん
こんにちは。

●油絵の具の溶き具合
これは、基底剤の種類と地塗りの吸収の度合い。
さらに何層目か。といった複合的な問題が絡みます。

さらにタッチを残したいのか、消したいのか。

マチエールは、例えば北欧ルネッサンス期かイタリアルネッサンスか、
バロック期か等々。あげればきりがありません。
結局自分がやって感じが良ければそれがベストでは?

その時の基準は、美術館で自分が目指している画家の作品を穴の開くほど見る事。家に帰って夢にでも出てくれば可能性ありです。

●のせるような感じ
これは、例えば鉛筆でも良いのですが、調子をひたすら追い掛けて行くとやがて鉛筆の粒子がトーンになりさらに物質になっていく。
そうすると画面のあらゆる場所が全く別別の調子で成立している事が肌で理解出来るようになる。
その段階まで行くと画面に加筆するとき「筆を置く、絵の具を置く」という事が体感できると思います。

感覚的な文体で申し訳ありません。

対象物をひたすら表現すると1ケ所も同じ色、同じトーンの場所は無い。とわかりますよ。


またまた、油絵具の溶き具合と置き方について。

Sei さんのコメント
 (2001/07/20 01:53:28 -
E-Mail Web)

 窓の鳥さん、コメントありがとうございます。

 ただ、やっぱりよくわからないです。
 結局、ありきたりですが、数をこなすしか無いということでしょうか。
 本音をいえば、具体的なアドバイスを期待していたんですけれどもね。
 
◆さて、油絵具の溶き具合へのコメントについて、気になったことがあります。
 タッチを残すかどうかも含めて、マチエールをどうするかは、目標をどこに設定するかによるので、私次第ということになるのでしょう。
 一方、基底材、下地の吸収度、何層目かによって、油絵具の溶き具合が異なるとは、どういうことなのでしょう?こちらは、もっと一般的なことだと思われるので、具体的にどういうことなのか、コメントいただけると、ありがたいです。

◆次に、「のせるような感じ」ですが、そういうことなんですか。
 もっと、物理的なことだと思っていました。つまり、筆に含ませた(あるいは筆ですくった)油絵具という物質を、どう、筆から画面に移しかえるかということ。なんか、上手く言えませんが…。
 つなみに、本によってまちまちなのですが、「置くような感じ」とも書かれています。同じか?

 ということで、窓の鳥さん、あるいは他の方、しつこいようですが、コメントよろしくお願いします。  
 


「塗る」のでは無く「置く」

Nayana さんのコメント
 (2001/07/20 18:51:22)

Seinさん、あなたが色々な技法書でご覧になった「のせるような感じ」「置くような感じ」の意味は、たぶん次のような事と思われます。
絵は「塗り絵」ではないので、絵の具を「塗る」のでは無く「置く」ような感じで描け、と言いたかったのでは。あとは、キャンバスに筆を置いた時の角度。筆の角度を様々に変えて描いてみると、身をもって実感できると思いますよ。


「塗る」≠「置く」?

Sei さんのコメント
 (2001/07/21 05:47:02 -
E-Mail Web)

 Nayanaさん、コメントありがとうございます。
 おそらく、そういうことなんでしょうが、ウーム、やっぱり文字情報だけではよく分からないですね。
 「塗る」のではないというと、画面上に置いた絵具は伸ばさないんですか?「置くように」伸ばす?
 「置くような感じ」というと、まっ先に思い浮かんだのが、点描などの分割描法です。
 スーラやシニャック、それから、セザンヌなんかも、文字通り絵具を「置いて」いますよね。 
 でも、いわゆる写実的な絵を描いている方も、「置くような感じで」ということをいわれるので、「?」と思ったのです。

 まあ、結局は、「身をもって実感できる」まで、あれこれやるしかないようですね。


絵の具の「のせ方」等

窓の鳥 さんのコメント
 (2001/07/23 14:37:53)

Sei さんこんにちは。

>本音をいえば、具体的なアドバイスを期待していたんですけれどもね。

かなり具体的に書いたつもりだったのですが…。(笑)
意図が伝わらなかったようで残念です。

>基底材、下地の吸収度、何層目かによって、油絵具の溶き具合が異なるとは、どういうことなのでしょう?

地の吸収の度合いによって絵の具のノビが著しく違うのです。(当たり前ですね。)
キャンバス地とつるつるの地ではやはり絵の具の食い付き方がちがいます。(当たり前ですね。)
絵の具の塗り重ねの度合いによってノビも、食い付きも変わります。(受け止める絵の具面の状態が変化するのだから、これも当たり前ですね。)

ノビが違ってくる以上、絵の具の練り状態も変化させた方が塗りやすいわけです。
そこで溶き油が必要になります。
溶き油の組成(揮発性油、乾性油、樹脂、乾燥剤等々の割合)で絵の具のノビを大幅にあるいは微妙に変化させられます。
(チューブからの絵の具を、練り合わせ材を新たに加え練り直し、塗りやすくしたとしても、一貫した絵の具の濃度で下描きから完成まで手を加えないという人は居ないと思います。ーひょっとして居るのかな?ー)

というわけで下塗り、中塗り、仕上げ層で溶き油の組成を変化させればよいと言うのが一般的でした。
(絵の具層の不具合(亀裂や暗色化等)を避ける意味もある。)
別に変化せずとも平気ならそれに越した事はありません。

また、加筆する時は必ずルツーセをかける必要もありこれによってノビがかわりますので、ここでも各自の工夫が必要なのです。(ルツーセに乾性油を若干加える人もいるようです。私はいれませんが。)

※という具合に細かく上げて行くと神経過敏になっていき、とても一筆も動かせない状態になるか、材料実験にはまって絵を描かなくなるか、になってしまいがちです。
お気を付けください。

>◆次に、「のせるような感じ」ですが、そういうことなんですか。
>  もっと、物理的なことだと思っていました。

まさに「感じ」であって、物理現象を表現しているとは思えませんが…。(笑)

例えば、ポスターカラーで綺麗に塗りつぶしの色面を作る時、まさに「のせるような感じ」で塗らないと、ムラが出来ます。
透明水彩では逆に水でじゃぶじゃぶの状態にしてわざと色ムラをつくり、これをコントロールして行きます。これは「のせるような感じ」ではないでしょうね。
(でも、さらに細かい筆を加え、色ムラをトーンに変化させていく時、段々に一筆一筆「のせるような感じ」になっていくのです。混乱しますね。)

技法書はどんな文脈のなかで「のせるような感じ」と言っているのか分かりませんが、絵の具を「びちゃびちゃ」にはしない、やたらに筆で擦らない、という事はいえるかもしれませんね。

私がいいたかったのは、「のせるような感じ」の必然を体感してほしかったのです。
「のせるような感じ」には必然があってそうなるわけですので、「のせるような感じ」をやるために描いているのでは無いでしょう?

たとえば、印象派の「コロー」の絵(煙るような森の表現)を見る時、そこに「のせるような感じ」は見当たりません。(個人的な感想になりますが。)
ゴッホの絵を見るとまさに「のせるような感じ」ですよね。
アングルもおそらく「のせるような感じ」には賛成なのではないかな。
でも、ゴッホの「のせるような感じ」とアングルの「のせるような感じ」は同じでは無いでしょう。
そして、三者ともすばらしい作品を残していますよね。

技法書を鵜のみにせず、(間違っているとは言いません)「なぜそうなのか?」を自ら考え、行動していけば解答はでてくるのではないかなと思います。

私自身、描く度に解答を探しているのですから、力説するつもりは毛頭ありません。
Seinさんの参考になっていれば幸いです。


アルキド絵具について

いずみ さんのコメント
 (2001/07/24 09:55:35 -
E-Mail)

突然の質問、失礼致します。
検索で調査中、こちらに行き当たりました。
私は、大学で絵具を研究しているものです。
歴史的な絵具の調査の中で、1963年に日本油絵具から発売された「プラムーン」というアルキド絵具があります。アルキド絵具といえば、ニュートンの「グリフィン」がポピュラーですし、日本のメーカーでも速乾性の油絵具にアルキドを添加していることは知っています。しかし、いずれも油絵具の延長線上の材料で、描画面での特性は、油絵具と大差はないと感じています。
しかし、既に40年近く前に日本で「アルキド絵具」と称する絵具が市販されていた事実はことは驚きです。
私が知りたいのは、このプラムーンなる絵具が、独立したアルキド樹脂を展色材とする絵具なのか、グリフィンのような油絵具の変形なのかということです。
こればかりは、実際に実物を手にしないとわからないことで、日本油絵具社が存在しない今日では、確かめ様がありません。
こちらは、材料に関する深い知識と経験があるサイトとお見受けいたします。実際にご試用されたこともあるのではと存じます。お教え願えれば幸です。
よろしくお願いいたします。


昨日の自己レスです。

窓の鳥 さんのコメント
 (2001/07/24 10:02:59)

はずかしながら、昨日の自己レスです。
>チューブからの絵の具を、練り合わせ材を新たに加え練り直し、塗りやすくしたとしても、一貫した絵の具の濃度で下描きから完成まで手を加えないという人は居ないと思います。ーひょっとして居るのかな?ー

の部分。
三嶋さんは、そのように描いている様ですね。(すごいね!)
普通の人は、この描き方で成功する人はすくないのではないかな。
よほど、「色彩に対する鋭敏な感性」と「剃刀のような素描力」が育っていないと、まったく絵にならないと思うのですが?
ちなみに、私は出来ません。


窓の鳥さん、コメントありがとうございます。

Sei さんのコメント
 (2001/07/25 04:19:34 -
E-Mail Web)

 窓の鳥さん、長くて詳しいコメントありがとうございます。ずいぶん参考になります。

 えー、大事なことを書き忘れていました。
    『私は素人です!』
 そういうことなので、少し詳しめに解説とかしていただけると、有り難いです。

 最近になって、今迄あやふやにしてきた部分を見直していくことにしたので、こちらの掲示板やビギナーズの掲示板など、所かまわず、基本的なことから重箱の隅を突つくようなことまで質問を書き込もうと思っています。
 その時は、どうぞよろしくです。


ハッチングについて御意見拝聴。

Sei さんのコメント
 (2001/08/01 01:04:45 -
E-Mail Web)

 デッサンに限らず、水彩、アクリル、油彩、テンペラ、どんな画材を使う場合でも、ハッチングを使うことはあると思います。
 そこで、ハッチングについて質問です。
 皆さんは、ハッチングをする時、その線の長さ、幅、方向などについて、何か気を付けていること、あるいは、こだわっていることなどありますか?
 ある画家さんは、縦、横、斜めに、15度ずつくらい方向を変えて重ねていかれるそうです。また、別の画家さんは、肌の部分の描写でハッチングをする時には、体毛の流れにそうような感じで、線を重ねていかれるそうです。
 正しいやり方というものがあるわけではないと思うので、各々にどう考えているか聞いてみたいと思って、こんな質問をしたしだいです。
 ちなみに、私は、今まで、こんなことを考えたこともなかったので、何となく、適当に、といった感じです。
 


画材&技法 全般 (5)」へ続く。


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