Acerのゲーミングモニター VG220Qbmiifx 購入
カレンダーを見たら10月は土日以外に休みがないようで、なかなか体力的に厳しい月ですな。webサイトのリニューアルをしたりとか保留になっている計画が山積みなのであるけれども。読書は体力をそれほど必要としないので、淡々と進められるけれども、植物の手入れとかは忘れがちになってしまうのでありしょう。

さて、メインPCのモニタの横にサブモニタを置いて、それでアニメやら映画を観たりして、ながら作業できないものかなと思いまして、Acerのゲーミングモニター VG220Qbmiifx というのを購入。21.5インチのフルHDです。Amazonで14800円でした。

21.5インチって思っていたよりだいぶ小さい。パソコンのモニタとしては大きいとも言えるが、テレビの代わりと考えるとかなり小さい。実は自室にテレビがないので、映画のDVDもPCモニタで見てたりするのですが、映画は大きい画面で見た方が断然面白いとは思うのですが、大きな画面で映画を楽しみたい気分でもない。これまで勉強不足を反省して日々インプットに励んでいるわけですが、インプットの手段として本ばかりではどうかというところもありまして、映像も見なければ的な動機でもあるので、このくらいの大きさの方がいいのであります。チラ見して画面を把握できるサイズですから。そしてモニタアーム(サンワダイレクト 100-LA029 )も注文して、メインモニタの横に設置しまして、最小限の視線移動で映像が見られるようにしております。素晴らしい。
VG220Qbmiifx
画面がでかいと全体を把握するのが大変なので、この控えめな大きさで映画を観る方が今はよろしいと考えることにしましょう。ちなみにモニタアームについてですが、モニタが軽いので、どのアームでもあまり問題はないような気がします。

なお、試しにブルーレイの映画(スタートレック)を再生してみましたが、こういうのはテレビの方が綺麗に再生してくれそうです。1366x768の32インチテレビの方が綺麗に映ってましたが、何か再生上の工夫みたいなのがあるのでしょう。逆にいうと本モニタは脚色の少ない映像を映しているとも言えましょう。いろいろとモードを試してレビューしたい気もするのですが、基本的に暗い部屋で過ごしがちなので、モニタの輝度を最低にして使うのがデフォルトなので、あまり映像の評価はしてあげられませぬ。ところで本モニタはゲーミングモニタを銘打っておりまして、しばらく前に買っていたPCエンジンミニ用のモニタにもならないかと思ってそれも装着してみました。なるほど、ゲームをするにはとてもいいモニタです。HDMIポートが2つあるので、その為にこの機種を選んだと言っても過言ではありませんが。ゲームに限れば付属スピーカーの音質はなかなかのものです。重低音の響きは全くないですが、中高音はとても爽やかな響きであります。PCエンジンにちょうど良い。クラシック音楽のDVDを再生するにはちょっと物足りない。いずれにしても、モニタから外部スピーカーにつなぐつもりではありますが。しかし、PCエンジンミニ、とても面白いです。なかり危険なくらい面白いと言えるでしょう。グラディウスのnear アーケードモードをプレイしてみましたが、素晴らしい出来映えです。グラディウス2もやってみました。やはり自分としては初代ファミコン~PCエンジンくらいのハードが合っているのかと思います。

| 家電・パソコン | 10:41 PM | comments (0) | trackback (0) |
ピスタシア・レンティスカス近況
涼しくなってきたし、数日ほど休みなので、久々に自宅の植物を観察してみることに。
このところほぼ放置状態であったので、どうなったものやら。いつ枯れてしまうかわからないので、写真はまめに撮って資料にしておかねばなりません。

ピスタシア・レンティスカスは順調に伸びているようです。
ピスタシア・レンティスカス
マスチック樹脂が採れるという樹木であり、是非とも大きく育てて樹液が流れるくらいになって欲しいところです。
ピスタシア・レンティスカス
そろそろ鉢に追肥をしておいた方がいいかもしれません。
可能な範囲で地中海、中東の絵画材料系樹木を増やしてゆきたいと考えているので、ときどきあちこちのショップを検索して調べたりなどしています。

インド藍の方も伸びております。
インドアイ
染色するには少ないので、タネを採りたいところですが、今年は花が咲くまでにはいきそうにありません。

というわけで秋植え用に、この週末にでもガツンと苗、タネを探して発注したいと考えております。絵画材料系が中心ですが、しかし美術史系の植物にも関心があるので、範囲はだいぶ広がっていると言えるでありましょう。

| 家庭園芸 | 11:01 PM | comments (0) | trackback (0) |
ウェルドで木綿を染めてみた。
西洋の黄色染料の代表格のひとつであるウェルド、数年前からタネの発芽を試みつつ、なかなかうまくいかなかったのですが、今年はついに一定量の収穫があったので、それを乾燥させていたのですが、いよいよ何か染めてみることにしました。

染色方法はあまり調べておりませんが、手元にあるエセル・メレの『植物染色』を参考にしていこうと思います。本来もっと計画的にやるべきところですが、あまり丁寧にやろうとすると、やるまえにいつの間にか日々が過ぎて機会を逃してしまうことが多いので、とりあえず黄色い色が出るのかどうかを確認するくらいということで、けっこう雑な感じで進めてゆきます。まぁ、一回目は軽くやってみてそれから情報を集めた方が理解しやすいということもありまして、逆に手を付けずに文献を調べていると言っている意味がわからないということもあって、はじめはいつもこんな感じですので。

というわけで、本当に黄色になるのか、煮出してみることに。
ウェルド
煮始めるとすぐに水が黄色っぽくなって、沸騰して泡が立つと、その泡も黄色くて、確かに黄色が出ている感じはしました。お試しということで15gの乾燥葉をしばらく煮てみることに。エセル・メレには45分とありましたが、30分ほど煮続けたところで煮汁も少なくなってきたので、そこで止めておきました。ほんとはもっとたくさんの量を45分煮出すとよろしいのでしょう。

そして綿布というか、たまたまあった木綿ガーゼを浸してみます。
ウェルド
この布は事前にミョウバンと酒石酸(8:2)くらいの割合で先媒しております。なお、エセル・メレではミョウバンと酒石酸でとあったのですが、比率などは書かれていませんでした。煮汁はかなり茶色っぽく見えるかもしれませんが、薄めた状態だと、たいへんきれいなレモン色に見えます。

こちらが染めた布を乾燥させた状態ですが、ギリギリ黄色く染まっているというところでしょうか。
ウェルド
画像では白っぽく見えますが、肉眼ではもうちょっと黄色い印象でした。黄土色とかじゃなくて、確かに黄色ではあるよなぁ、とは言えるでしょう。濡れていたときはもうちょっと黄色っぽかったのですが。隣は木綿のおしぼりですが、無媒染です。いずれにしても薄いので、綺麗で濃い黄色染めるには、まだ勉強が必要な模様です。単に濃くしようとすると赤茶っぽい色になりそうな予感もしますが、顔料化するとやはり以前下記の動画で撮ったウェルド顔料のような色味になるように思われました。いや確実にそうなるでしょう、という気がします。何が問題か、媒染剤か?土地の問題か?
[Medici] 染料系顔料 黄色編
https://youtu.be/6SF-aM1nJh8

黄色の植物染料はいくつか試してみましたが、キハダが群を抜いて黄色いし、染めやすいというのは草木染めをやっている人から聞くことがありますが、同意見です。カリヤスも黄色を出すには複雑な工程が必要でした。その他もそんな感じでありましょう。サフランは濃そうですが、料理にしか使ったことがないので、個人的にはキハダの凄さが際立つ印象でありますが、レーキ顔料にする話は聞かないので、耐久性等の問題があるのかもしれません。天然染料の世界において、赤や青に比べると、黄色を鮮やかに出すというのは難易度高いと言えるのではないでしょうか。

| 絵画材料 | 08:41 PM | comments (0) | trackback (0) |
渡辺照宏(著)『法華経物語』読了、そしてフジミ模型「多宝塔」制作
暑さも和らいですっかり過ごしやすい気温になってきましたが、もはや暑さを理由にダラダラしていられなくなったわけで、渡辺照宏(著)『法華経物語』を読了。これは名著でありますな。日本美術の勉強の為に仏教経典等の解説書、あるいは現代語訳というか要約というか、そのようなものを多々入手して読んでおるのですが、その中でもたいへん優れた一品ではなかろうかと思います。まぁ今の私の知識で判別できるものでもありませんが、あるいは私の趣味に合っているというだけかもしれませんが。日本美術において建築と彫刻の世界は経典と宗派についての知識がなければ何もわからぬ。絵画においても、一方は日本文学、一方は仏教美術とも言えるし、それは仮名と漢文の違いとも言えるかもしれぬのですが、日本文学はいろいろ読んでおりましたが、経典はまだまだ不勉強なだけあって、ちょっと読むとなんだかすごくいろいろ知ったような気がして楽しいと言えるでしょう。法華経の見せ場は見宝塔品かと思われますが、いままで気にしていなかった多宝塔も気になってきて、是非とも著名な多宝塔を訪れてみたいと思ったわけですが、遠くに旅行は控えた方がいいかと思い、代わりにフジミ模型の多宝塔(石山寺)プラモデルを購入。いつも塗装とかいろいろ考えているうちに作る機会を逸してきたので、今回は何も考えずに接着剤だけでぱぱっと組み立てました。
多宝塔
箱は大きかったのですが、なかのモデルは思ったより小さかったです。しかし垂木、肘木やその他の装飾など、細部はよく再現されており、自分で組み立ていくうちに印象に残るという意味で、これは建築の形状とか、様式とかを学ぶのにいいかもしれません。これはその他の建築モデルも作ってみたくなってきました。なお、金型が古いのか、バリが非常に多かったです。カッター等でバリを取りつつ進めるのですが、バリなのかデティールなのか微妙なところも多くて悩みどころでありましたが、そういうところが昔ながらのプラモ制作という感じで楽しいとも言えるでしょう。塗装する場合ですが、これは一回作ってみたないと塗装の計画を立てるのは難しいかと思われます。塗装しなくても概ね色分けはされているので、説明的なモデルとして使用するなら、むしろ何も手を加えない方がいいかもしれません。

その他には美川圭(著)『白河法皇 中世をひらいた帝王』読了。最近、ずっと日本史についての本を読んでおりまして、現在のところは平安期を中心に読んでおりますが、そろそろ中世へ移行したいところでありますが、思い返せば、武田恒夫(著)『狩野派絵画史』を読もうとして、ちと日本史の知識が足りぬなと感じで読んでいるうちに、当初の目的はすっかり忘れてしまって、何故か古代史から読んでおりますが、いやしかし改めて読んでみると、何もかも美術史と結びついており興味深いところであります。

福満しげゆき(著)『中2の男子と第6感』全4巻読了。久々にマンガ本を読んだような気がしますが、大変面白かったです。引きこもり的な箱庭的な部分と、そこから話が広がってゆく展開とがなかなか絶妙でありますが、最後の方はちょっと感動してしまいました。

| 書籍・雑誌・漫画・アニメ | 01:24 AM | comments (0) | trackback (0) |
ドナルド・キーン『日本文学の歴史(5)古代・中世篇5』読了
寝るときに枕元を照らす暗めのスタンドライトが欲しいと思ったので、アイリスオーヤマのLEDデスクライトPDL-101-Wを購入。これは白色、昼光色、電球色など色調を3種類、明るさは無段階で調整できるというデスクライトですが、電球色&最低光がとてもいい感じです。夜はずっとこの明るさだけで過ごしても良さそうな感じであります。夜は暗いのであるからして、手元の文字を見られるくらいのギリギリの明るさで過ごしていると、地球に生きているという感じがしてよろしいですな。地球で読書している感じがします。それから、安めのプロテインパウダー1kgを買っておきました。中国の洪水その他を見ていると、いずれ食料の買占めがおきる可能性はやはり少なくはないと思うのですが、穀物は米30キロ袋が数個あるというのが東北の田舎の状況なので、それ以上ため込むのもどうかという感じですが、タンパク質源として何か保存の利きそうなものを考えてプロテインパウダーがいいのではないか、大さじ一杯のタンパク質を最低限なんとならなくはないか、とか。賞味期限が切れてもしばらくは食せなくはないであろうし。日常では自分はプロテインパウダーを食すことはないのですが、このまま部屋の奥底に放置しておこうかと思いますが、それはともかくとして、暑さに負けてボヤっとしているうちに読書も捗らなかったのですが、涼しくなってきたので、キーンの日本文学の歴史第5巻を読了。本巻は鎌倉時代の王朝物語、日記文学、中世軍記物語、連歌。全巻が扱った強烈なインパクトよりは少々落ちる感じはありますが、しかし1巻読む度に読まなければいけない本が10冊は増えるような気がします。むしろ10冊で済めばいいのですが。それにしても日本文学史に限らず、日本史について読んでいると、やはり鏡物という一連の書物もチラッと読んでおかなければいかんというふうに思いまして、しかしこのようなものをじっくり読む余裕はないので、抜粋現代語訳でいきたいと思って選定中であります。いまは広く浅く全体像を、という感じに思っておるのですが。

| 書籍・雑誌・漫画・アニメ | 11:21 PM | comments (0) | trackback (0) |

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